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【名詞】 1. four balls 2. base on balls (baseball) 3. a walk =========================== ・ 四 : [よん] 1. (num) four ・ 四球 : [しきゅう] 【名詞】 1. four balls 2. base on balls (baseball) 3. a walk ・ 球 : [たま, きゅう] 【名詞】 1. globe 2. sphere 3. ball
四球(しきゅう、英:Base on balls / BB)は、野球の試合において投手が打者に対しボールを4球投げ出塁を許すこと〔2009公認野球規則2.07〕。また、それによる出塁のこと。フォアボール(和製英語)とも言う。 == 概要 == 1つの打席で4つのボールが宣告されると、打者に安全進塁権が与えられ、アウトにされるおそれなく一塁に進塁することができる。打者は走者となって一塁に進み、一塁に触れなければならない。このとき一塁に走者がいれば押し出されて二塁へ、二塁にも走者がいればこれも押し出されて三塁へ、さらに三塁にも走者がいればこれも押し出されて本塁へ、それぞれアウトにされるおそれなく進塁することができる〔2009公認野球規則6.08(a)〕(フォースプレイ)。 四球はボールインプレイである。したがって、例えば四球が宣告された投球が暴投または捕逸になった場合、打者走者を含めた走者は、安全に進塁できる塁より先の塁(2つ以上先の塁)に進んでもよいし、同時に盗塁が起こっていてこれが成功すれば盗塁による進塁も認められる。ただし、四球で安全に進むことが認められている塁は1つまでなので、それ以上先の塁に進もうとしてこの塁を越えてしまえば、野手に触球されるとアウトになる。また、塁に触れずに先の塁へ進んでしまったときもその塁に達したものとみなされるから、走者の身体へ触球されればアウトになるのはもちろん、野手が空過した塁に触球しアピールをすることでも走者はアウトになる(アピールプレイ)。 球審は四球を宣告するにあたって特にジェスチャーをすることはなく、ボールを宣告するのみである。かつては左手人差し指で軽く一塁方向を指差すジェスチャーを行っていたが、このジェスチャーはハーフスイングがあった際に塁審に判定を求めるときのジェスチャーと同様である為、現在は行わない事になっている。 走者満塁で四死球その他により一塁が与えられ、結果として押し出された三塁走者の得点がその試合の勝敗を決する決勝点となるケースで(最終回裏、延長回裏など)、打者走者が適宜な時間を経過しても一塁に進もうとしない場合にはアウトが宣告される。 * 無死または一死では、三塁走者の得点は認められる * 二死では、得点も認められない また、三塁走者が本塁を踏もうとしない場合には、その三塁走者にアウトが宣告され、得点は認められない〔2009公認野球規則4.09(b)〕。ただし、こうしたケースで観衆がフィールドになだれ込んで三塁走者の本塁触塁や打者走者の一塁触塁を妨害した場合、観衆の走塁妨害として進塁や得点が認められる〔2009公認野球規則4.09(b)【原注】〕。 この状況において、打者走者あるいは三塁走者が、進もうとしないのではなく、次塁を踏み損ねて、しかも適宜な時間内に触れ直そうとしない場合は、守備側のアピールを待つことなく、当該(打者)走者にはアウトが宣告される〔2009公認野球規則4.09(b)【注】〕。 守備側が戦術上の都合などで意図的に与える四球は、「故意四球」(敬遠)と呼ばれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「四球」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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