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業処(ごうしょ、ごっしょ、(カンマッターナ)、(カルマスタナ))とは、上座部仏教で説かれる、サマタ瞑想における導入的な瞑想対象のこと。全部で40種あるので、四十業処とも言う。 ブッダゴーサの『清浄道論』においてまとめられた。 == 内容 == 7つの別々の行法の中身を合計して、計40とする。(従って、これら全てを念じろというわけではなく、この中から、各人の相性に合った行法・対象(群)を選択することになる。) *十遍 (10) *地 *水 *火 *風 *青 *黄 *赤 *白 *光明 *虚空 *十不浄(不浄観、白骨観) (10) *膨張 *青瘀 *膿爛 *断壊 *食残 *散乱 *斬斫離散 *血塗 *蟲聚 *骸骨 *十随念〔漢訳阿含経などで説かれるものとは若干ズレがある -- 十念とは何か - コトバンク〕 (10) *仏 *法 *僧 *戒 *捨 *天 *死 *身至(身念処) *安般 *寂止 *四梵住(四無量心)〔現在の上座部仏教ではこれを簡略化した「慈悲の瞑想」がよく用いられる。〕 (4) *慈 *悲 *喜 *捨 *四無色界 (4) *空無辺処 *識無辺処 *無所有処 *非想非々想処 *食厭想 (1) *四界差別 (1) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「業処」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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