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四禅(しぜん)とは、初期仏教で説かれる禅定の4段階のこと。三界の内の色界に相当し、この言葉は、禅定の段階に応じてこの色界を4分割した「四禅天」の略称としても用いられる〔四禅とは - 大辞林 三省堂/コトバンク〕。禅天の意味で用いる場合は、初禅天から三禅天まではそれぞれ三種の天をとり、四禅天については外道天などを含む九種の天をとって合計で十八禅天あるとする。ただし、四禅天には諸説あって合計で十六禅天とすることもある。 == 概要 == *初禅 --- 諸欲・諸不善(すなわち欲界)を離れ、尋・伺(すなわち覚・観)を伴いながらも、離による喜・楽と共にある状態。 *第二禅 --- 尋・伺(すなわち覚・観)が止み、内清浄による喜・楽と共にある状態。 *第三禅 --- 喜を捨し、正念・正見(すなわち念・慧)を得ながら、楽と共にある状態。 *第四禅 --- 楽が止み、一切の受が捨てられた「不苦不楽」の状態。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「四禅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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