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因州和紙(いんしゅうわし)は鳥取県東部(旧因幡国)特産の和紙である。 旧青谷町と旧佐治村(いずれも現在は鳥取市に編入)が生産地で、特に書道や書画・水墨画に用いる画仙紙(因州画仙紙)の生産量は日本全国の6~7割を占め、日本一である〔〔。ほかにも近年は建材や工芸材料など多用途に用いられている。 和紙としては日本で初めて経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されたほか、生産地の紙漉きの風景は日本の音風景100選(環境庁)に選ばれている〔〔。また、「因州佐治みつまた紙」と「因州青谷こうぞ紙」は鳥取県の無形文化財に指定されている〔〔〔。 ==歴史== 因幡国での和紙生産は古く、8世紀前半(奈良時代)のものが確認されており、これは日本で最古期のものである。江戸時代には藩の輸出品になり、保護策がとられた。しかし、現在のように全国的な知名度を確立したのは第二次世界大戦後のことで、西洋紙が普及にともなって全国的に和紙の生産が急速に衰退する中で、新しいタイプの和紙の生産を繰り返してきた結果、全国的なシェアを獲得するに至った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「因州和紙」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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