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因美線(いんびせん)は、鳥取県鳥取市の鳥取駅から岡山県津山市の東津山駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)である。 == 概要 == 起点の鳥取駅で山陰本線に、終点の東津山駅で姫新線に接続している。かつては全線が津山線とともに岡山と鳥取を結ぶ陰陽連絡路線の役割を果たしていた。しかし智頭急行の開業後、鳥取と岡山を結ぶ列車が智頭急行智頭線を経由するようになったことで、陰陽連絡の役割は智頭線経由の列車が走る智頭駅以北のみとなり、智頭駅以南とで役割を異にするようになった。 智頭駅以南では1997年に急行「砂丘」が廃止された後、落石防止のため25km/hの速度制限が数多くかけられている。雨天時は15km/hという制限になることもある。 鳥取駅 - 智頭駅間は米子支社の鳥取鉄道部が、土師駅 - 東津山駅間は同岡山支社が管轄しており、智頭駅の上り場内信号機から土師方の中村第一踏切(智頭急行智頭線との共用踏切)と、その先の中村第二踏切の間に支社境界が存在する。智頭線との並走区間を米子支社管内に含めた関係で、支社境界は閉塞区間の途中にあるが、運転系統や運転指令所の面では智頭駅を境界駅と位置づけている。なお、管轄が分けられた1991年以前は、東津山駅構内を除く全線が国鉄時代は米子鉄道管理局、JR発足後は米子支社の管内だった。 2016年の路線記号・ラインカラー制定にあたっては、岡山・福山エリアとしてのものは付与されず〔岡山・福山エリアの主な路線に「路線記号」「ラインカラー」を導入します - 西日本旅客鉄道、2015年9月17日、同日閲覧。〕〔「吉備線・宇野線・岡山駅出入口の愛称名」ならびに「路線記号・ラインカラー」の使用開始について - 西日本旅客鉄道、2015年1月28日、同年2月4日閲覧。路線図イメージでは因美線は灰色扱いとなっている。〕、逆に山陰エリアの扱いとして、智頭杉をイメージした茶色()のラインカラーと、「B」の路線記号が、岡山支社管内を含めた全線に付与されることになった〔お客様によりわかりやすく鉄道をご利用いただくために米子支社エリアに「ラインカラー・路線記号」を導入します! - 西日本旅客鉄道、2016年2月4日、同日閲覧。〕。ただし、岡山・福山エリアとしてのラインカラーではないことから、2016年改正時点の岡山支社管内各駅では、駅掲示運賃表での使用にとどまっている。なお、2015年度以前は岡山支社管内でのみ藍色をラインカラーとして使用していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「因美線」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Inbi Line 」があります。 スポンサード リンク
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