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囲い罠(かこいわな、英語:corral trap)とは、囲い状の構造物の中に複数の野生動物(主に哺乳類)を閉じ込めて一度に捕獲する罠のことである。 == 概要 == 囲い罠はシカなどの大型哺乳類やイノシシ、ウサギなどの大量捕獲に利用される。罠は木材もしくは立木を支柱として金属板や木版、布、ネットなどで取り囲まれた常設の構造物となっている。大掛かりな囲い罠も多く、北アメリカのビッグホーンの捕獲では2エーカー(8000平方m)もの面積の巨大な囲い罠が設置され、日本の数少ない事例としては北海道洞爺湖中島でエゾシカ捕獲に使用された囲い罠は総周囲長が300mを超える。囲い罠には動物が出入りできる侵入口(ゲート)が備え付けられており、一定の数の動物が中に入るのを確認した後、侵入口を閉じて捕獲する。侵入口の閉じ方はさまざまで、手動で閉じるものもあれば遠隔操作によって閉められるものもある〔。また、外からは自由に侵入できるが、罠の中からは脱出できないような仕組みをもつ場合もある〔Corral Traps for Feral Hogs AgriLIFE EXTENSION〕。構造的には「屋根のない大型の箱罠」といえる〔。 動物を誘き寄せる餌には、アルファルファなどの乾草やリンゴ、塩類、水などが利用される〔。中に閉じ込められた動物は複数の人間が勢子として追い込むなどして行動を制限し、麻酔などで動きを封じる。さらに囲い罠の一方を漏斗状に狭めて暗室やクローバー式罠などの箱罠を組み合わせることで捕獲をより安全に行えるよう改良がなされる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「囲い罠」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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