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國井 弘樹 (くにい ひろき)は日本の検察官。大阪地方検察庁特別捜査部勤務の際、障害者郵便制度悪用事件の捜査において、容疑者であった村木厚子の取り調べメモを破棄したとして、林谷浩二、遠藤裕介及び関係する上司等〔そのほかに告発されたのは、検事総長・樋渡利秋、次長検事・伊藤鉄男、最高検察庁刑事部長・鈴木和宏、大阪高検検事長・中尾功及び大阪高検次席検事・太田茂〕 らとともに,三井環から偽証及び証拠隠滅の罪で告発された が、不起訴となった〔。また同事件では主任検事であった前田恒彦から証拠改ざんを打ち明けられたにも関わらず、これを放置したとして法務大臣から同年10月に減給1ヶ月、100分の10、さらに同事件の捜査において容疑者を取り調べた際に、机を数回たたくなどしたが、当時の特捜部副部長らの聞き取り調査で、その事実を報告しなかったなどととして、同年12月には戒告 と2度の懲戒処分を受けた。またこの件では、国民からの申し立てを受け、検察官適格審査会の随時審査にかけられたが、不適格とは認められないと議決されたため、不罷免の決定となった〔。 ==障害者郵便制度悪用事件== *障害者郵便制度悪用事件の捜査において,國井は厚生労働省関係者らの取調べを担当したが、公判において、証人が次々と村木の関与を認めた検察官面前調書(以下「調書」という。)の内容を否定し、調書の信用性の有無を判断するカギとなっていたため、弁護側は取り調べメモの開示を求めるなどして,その証拠能力を争っていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「國井弘樹」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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