|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 国 : [くに] 【名詞】 1. country ・ 国境 : [こっきょう] 【名詞】 1. national or state border ・ 境 : [さかい] 【名詞】 1. border 2. boundary 3. mental state ・ 警備 : [けいび] 1. (n,vs) defense 2. defence 3. guard 4. policing 5. security ・ 警備隊 : [けいびたい] 【名詞】 1. garrison 2. guards ・ 隊 : [たい] 【名詞】 1. party 2. company 3. body (of troops) 4. corps
国境警備隊(こっきょうけいびたい、英:Border guard, Border patrol)は、国境において警備を行う準軍事組織や文民警察などである。 == 概説 == 国境線の巡回や検問所におけるパスポートコントロール(旅券確認)を行い、犯罪者・不法入国企図者の侵入逃走防止や密輸の阻止を行う。 原則として陸上国境の警備を行う組織をいい、海上国境の警備を行う組織は沿岸警備隊(こちらも準軍事組織や文民警察のひとつ)となる。軍隊が国境警備を行う場合は境界線を接する隣国と無用の緊張状態を作り出す可能性があることから(相手国と相互に敵視し合い仮想敵国となっている場合はなおさら)、通常の国境警備は準軍事組織とされる国境警備隊によって実施される。この仕事を正規軍が担わない場合が多いのは国境付近に正規軍が展開すると隣接国が進攻を警戒・または挑発行為とみなされ易い為、警察組織や準軍事組織たる国境警備隊を配置しある種の緩衝地帯とする。 日本は現在陸上の国境線を持っていない(樺太は実効支配していない。ロシア連邦サハリン州である)ため国境警備隊を保有していない。国境の完全開放が行われているEU諸国間のような場合は警備が不要となるため国境警備隊も解体されると思われていたが、その変化は国によって温度差がある。長大な国境線と多くの隣国・仮想敵国を持つロシアのものは、独自に海上部隊及び航空部隊を保有している正規軍なみの重武装を誇る。これに対し、カナダおよびメキシコと米州機構や北米自由貿易協定を結成しているアメリカのものは警察組織に近く、軽装備である。 外部からの侵入だけでなく、正規の検問所を避ける不法出国も取り締まり対象である。特に、圧政が布かれ貧しい国家にこの傾向が強い。北朝鮮やかつての共産圏などが好例。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国境警備隊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|