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国姫 : ミニ英和和英辞書
国姫[くにひめ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くに]
 【名詞】 1. country 
: [ひめ]
 【名詞】 1. princess 2. young lady of noble birth 

国姫 : ウィキペディア日本語版
国姫[くにひめ]

国姫(くにひめ、寛永13年12月3日1636年12月30日) - 寛文11年3月28日1671年5月7日))は、江戸時代前期の越前松平家の女性。松平光通の正室で、松平光長の娘。母は土佐(毛利秀就の娘)。
高田藩越前松平家から、同じく越前松平家の福井藩松平光通のもとへ嫁いだ。京都の公家からも賞賛されるほどの和歌の達人で、光通との仲は良かった。ところが光通との間には女児2人しか生まれず、男児が出来なかった。しかし、光通は別の女性との間に権蔵(後の松平直堅)という男児を儲けていた。光通は国姫を憚って権蔵を認めようとしなかった。
ところが、このことを耳にした国姫の祖母の高田殿は激怒した。高田殿は光通に対して、福井藩の跡継ぎは国姫との間に生まれた男児にするように強要し、ついには起請文を取るまでに至った。このことから光通との仲は一気に悪化し、国姫は男児を生めないことを苦にして自殺した。法名は清池院殿法譽性龍大禅定尼。後に光通も自殺し、このことが福井藩の跡目争いや減封の原因となった。
== 系譜 ==

*父:松平光長
*母:土佐(毛利秀就の娘)
*兄弟姉妹
 *松平綱賢
 *稲姫(伊達宗利室)
*夫:松平光通
*子
 *長女:布与(鍋島綱茂室)
 *次女:市(早世)



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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