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特別介入部隊(とくべつかいにゅうぶたい)は、フランス国家警察の特殊部隊。正式名称は「捜査・支援・介入・抑止」()であり、RAIDと略称される。 == 来歴 == 国家警察総局(DGPN)では、1972年にドイツで発生したミュンヘンオリンピック事件を受けて、公共安全中央局(DCSP)指揮下の特殊部隊として、介入部隊(GIPN)の編成に着手した。同年10月27日、ジョルジュ・グエン・ヴァン・ロック上級警視正の指揮下に、マルセイユに1個隊が設置されたのを皮切りに、1985年までに7個隊が編成された。これらの隊は、DGPNの指令に応じて全国に展開可能ではあったが、基本的にはそれぞれの拠点近傍の事件に対応していた。GIPNでは対応困難な事案に対しては、やはりミュンヘンオリンピック事件を受けてパリ警視庁が設置したコマンド対策部隊(BRI-BAC)が投入されていたが、これは捜査介入部隊(BRI-PP)を基幹とした集成部隊であり、人質救出作戦・対テロ作戦に専従する人員ではなかったことから、出動が重なると通常業務に支障をきたすおそれがあったほか、パリ警視庁の部隊であるためにDGPNの指揮下にはなく、パリ圏外への投入には、その都度、内務大臣からの命令を受ける必要があった。 このことから、1985年10月23日、国家警察総局(DGPN)の直轄下で、全国規模で対テロ作戦に対応する部隊が設置されることとなった。これがRAIDである〔〔。なお初代指揮官は、パリ警視庁BRI指揮官OBであるロベール・ブルッサール上級警視正であった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フランス国家警察特別介入部隊」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Recherche Assistance Intervention Dissuasion 」があります。 スポンサード リンク
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