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【名詞】 1. national sport (e.g., sumo) =========================== ・ 国 : [くに] 【名詞】 1. country ・ 国技 : [こくぎ] 【名詞】 1. national sport (e.g., sumo) ・ 技 : [わざ] 【名詞】 1. art 2. technique
国技(こくぎ)とは、一般には、その国の特有の技芸、ある国の代表的な競技のことである〔広辞苑 第五版 p.936【国技】〕。たとえば一般的には、スポーツ競技や武術 等々である。 ただし、厳密な定義は存在しておらず、“事実上の”国技であるものもあるし(米国のベースボールなど)、各国の法令でわざわざ定めてあるもの(デ・ジュリ)もある(カナダのラクロスやアイスホッケーなど)。また、その国で最も人気のあるスポーツとも必ずしも一致していない。日本で言えば相撲がそれに当たるとみなされることがある〔。 == 基準 == 広義の国技は、人によってさまざまな意味で使われるが、おおむね次の二つのどちらかの意味で使われることが多い(国花・国鳥と類似する)。 ; 国家機関によって特別の地位・待遇を与えられているもの : 例:パト(アルゼンチン)、アイスホッケー(カナダ) ; 国民に深く親しまれ、その国の文化にとって特に重要な位置を占めるという考えが提唱され、一定の範囲で広められているもの : 例:相撲(日本)、野球(アメリカ合衆国) 前者の場合は、国家機関から法令等で正式に「国技 (national sport) 」としての地位を認定されている。後者の場合は、歴史が古く、その国の伝統文化と深く結びついていると愛好者の間でみなされていれば国技であるとする考えもあれば、現在国民の間に人気が高く、競技者人口や観戦者人口が多ければいいとする考えもあって、定まった意味内容はない。また、アメリカ合衆国では歴史的に野球が国技だと見なされていたが、近年の世論調査では、野球に取って代わり、アメリカンフットボールこそが国技であるという意見が主流を占めるなど〔America’s National Sport: Baseball or Football? PRRI世論調査 2015年11月21日閲覧。〕、時代によって変化することもある。 国技の条件として、その国で生まれたものでなければならないと考える者もいる。しかし、国民から深く愛されているスポーツが、外国に起源を持っていることが判明するというケースも珍しいものではない。 ; 国民的スポーツ : 国技と呼ばれているスポーツでも、必ずしもその国で人気ナンバー1のスポーツとは限らない。確固たる人気を得たスポーツであっても、様々な理由で国技として認知されないことがある。特に、そのスポーツが「外国から輸入されたもの」という認識が強く、より一層自国の文化に根ざしたスポーツや伝統武道が他に存在する場合には国技と見なされないケースが多い(例:日本における野球、中国におけるバスケットボール、フランスにおけるサッカー)。この場合、「国民的スポーツ」などという表現をすることが多い。 : 一方で、海外から伝わったスポーツが国技としての地位を得るに至った国も多い(例:台湾における野球、英連邦諸国におけるクリケット)。 : また、国技として認められるには至らないが、世界大会などで常に上位を占める競技をお家芸などと称し、国技に準ずるものと考える場合がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国技」の詳細全文を読む
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