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国見比呂 : ミニ英和和英辞書
国見比呂[くにみ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くに]
 【名詞】 1. country 
: [ひ]
  1. (n,n-suf) (1) ratio 2. proportion 3. (2) Philippines 

国見比呂 ( リダイレクト:H2の登場人物#主要人物 ) : ウィキペディア日本語版
H2の登場人物[えいち2のとうじょうじんぶつ]

H2の登場人物は、あだち充の漫画作品『H2』に登場する人物の一覧である。
== 主要人物 ==
タイトル「H2」とは、2人のヒーロー(比呂→ヒロ→HERO、英雄→「えいゆう」→HERO)を意味しているという楽屋オチを、英雄が作中で明かしている。コミックス完全版表紙には「The Highschool Days of 2 Heroes and 2 Heroines,Hiro Kunimi, Hideo Tachibana, Hikari Amamiya, Haruka Koga.」と副題が付けられている。
; 国見 比呂(くにみ ひろ)(Hiro Kunimi)
: - 古本新之輔
: 千川高校3年(開始当時:千川高校1年)。投手中堅手。右投げ・右打ち。
: 物語の主人公。ひかりと野田は幼馴染で、英雄・ひかり・野田とは同じ中学校。中学時代から豪速球で名を馳せた投手だったが、上武医師の「3ヵ月で確実に肘が壊れる」という言葉を受け、野球への未練を断ち切るため野球部のない千川高校へ進学し、サッカー部に所属。サッカー部と野球愛好会との野球の試合で、サッカー部の野球を侮辱するような言動に耐え兼ね、試合中に退部して野球愛好会に入会した。その後上武医師の無免許が発覚、診断が間違ったものだと知る。それを受けて本格的に野球を再開する。
: 150km/h超のストレート〔高校2年生時には島曰く150km/hと言われても信じるという球を投げていた。3年生時の夏の北東京予選では152km/hを計測。その後原作では球速表示に関する描写はないが、ドラマ版では3年生時の夏の甲子園準決勝で156km/hを計測している(対英雄の最終打席の初球)。〕、140km/hのフォークや、スローカーブチェンジアップなど切れのよい変化球を持ち球とする。さらに対英雄対策として高速スライダーも覚えた。併せて構えまま動かさないミットへ投げる事のできる抜群のコントロール、無尽蔵のスタミナ、「ピッチャー返しを取らせたら右に出るものはいない」と自ら豪語するフィールディングも兼ね備える超高校級投手。ただ、気持ちにブレーキを掛けるのは苦手で、打たせて取るピッチングを指示されても1試合すべては我慢できない。バッティングも非凡で足も速く、中・高を通して3番を打つ。特に打撃に集中する状況での打撃は卓越しており、中学時代のサヨナラ安打数は英雄のものよりも多かった。木根が登板した際はセンターを守っている。暑さに強く、ひかりの誕生日である8月16日には一度も負けたことがなかった〔2年生時の夏の甲子園2回戦で初めて敗北を喫した。〕。
: 明和一監督・稲川曰く、「どんなピンチも野球の楽しみに変えてしまう」野球大好き少年。また稲川は英雄よりも比呂の方が欲しかったと明かしている。
: 恋愛面では同級生達よりも疎かったという事もあり中1の時、英雄にひかりを紹介した。が、紹介した1年半後に「俺は本当はひかりが好きなんじゃなかろうか」と気づき、想いを明かさぬまま失恋していた。だが、高3の夏の甲子園大会での直接対決で勝った方が、「ひかりと付き合う」という勝負を英雄から挑まれ勝利するものの「ひかりと付き合う」までには至らなかった。その甲子園大会より前から春華に好意を寄せられ、自身も少なからず春華を気にかけるが、本心ではひかりの事を想っており、親友である英雄から奪おうとまでは思っていない。しかし、2年夏甲子園大会で2戦目伊羽商で敗退後、ひかりに「好きだった事」と「英雄さえいなければ」・「俺の思春期は1年半ずれていた。だから1年の時に英雄に喜んでひかりを紹介しただろうし・・・、だから野球だけは負けたくなかった」と告白しひかりへの幼馴染以上の想いとはケリをつけた。後、春華と心を通わせるようになる。
: 1月16日生まれ。名前の由来は誕生日の語呂合わせだと比呂自身は語っている〔しかし物語当初の誕生日は1月28日だった。後に作者がフォロー。〕。
: 印象的な台詞として挙げられる「タイムアウトのない試合の面白さを教えてやる」という旨の彼の発言は、連載当初世間の目がサッカーに向かっていたため反抗する意味もこめて描かれた。
: 単行本最終巻終盤において、メジャーリーグ挑戦をうかがわせる発言をする。
; 橘 英雄(たちばな ひでお)(Hideo Tachibana)
:声 - 宮本充
: 明和第一高校3年(開始当時:明和第一高校1年)。三塁手。右投げ・右打ち。
: 明和第一高校野球部の4番バッター。天性のスラッガーで、1年時から4番を打つ。守備もうまく、強肩の持ち主でもある〔実況からは守っても怪物と評され、野田からは140km/hは楽に投げられると評されている。〕。自称、「バッティング投手をやらせたらチーム1」。将来はプロ野球の打撃記録を全部塗り替えるつもりだと語っている。小学校時代は練習嫌いだったが、中学1年の紅白戦で比呂から三振を奪われてからは猛練習を重ねるようになる。
: 普段は冷静でクールな性格で、人に弱みを見せないタイプ。実家は酒屋だが家族揃って酒に弱く、匂いだけで30分から1時間近く酔ってしまい駄洒落やギャグを連発する。間違って飲んでしまった場合、翌朝にはほとんどの記憶が飛んでしまう。
: ひかりとは周囲公認の交際をしている。比呂らの会話によれば元は内気な少年だったようで、中学1年生の時、比呂からひかりを紹介してもらったが、その時は全くしゃべれず、比呂が仲をとりもっていた。心から比呂のことを親友だと思っており、また比呂の大ファンとも語っている。
: たとえ、ひかりが比呂を選んだとして比呂を許してしまいそうだから、と、ひかりの比呂に対する想いを直接問いただす勇気を持てないでいる。甲子園で比呂との決着を付けることを最大の目標としており、そこでひかりに自分か比呂を改めて選ばせようとし、比呂に負けたときはひかりから身を引くつもりだった。
: 11月6日生まれ。血液型B型。名前の由来は比呂と同じく誕生日の語呂合わせをもとにしたもので、「ヒーロー」を「英雄」とした。
; 雨宮 ひかり(あまみや ひかり)(Hikari Amamiya)
:声 - 今村恵子
: 明和第一高校3年(開始当時:明和第一高校1年)。
: 比呂と野田の幼馴染。中学時代に比呂の紹介で英雄と付き合うようになった。英雄のことは「ヒデちゃん」と呼んでいる。明和第一高校では弓道部に所属しており、一時は明和第一野球部にも籍を置いていた。ミス明和に選ばれていて、成績も優秀で家事も万能。将来の夢はスポーツ記者になること。
: しっかり者で少々おませな性格。相当な人間観察力を持っており、「人の悪口を言えない」と言われている。
: 幼い頃は、比呂とよく行動を共にし、よくキャッチボールの相手をしていた。当時は比呂より背が高かった事から比呂の姉と間違われていた。英雄とは周囲公認の交際をしているが、比呂が見ている所で英雄とのキスを拒んだりと今一つ距離感があった。比呂が自身の事を好きだった事を気付いていなかったが、伊羽商戦敗退後、比呂から初恋がひかりであること、本心の告白を受けるものの「ごめんね」と涙を流した。だが、心情では急激に比呂への想いが膨らみ、英雄の事を好きであるのも事実な為、「比呂への想い」は封印した。
: 物語中盤で母親が他界するも気丈に振舞っていたが、比呂とキャッチボールをしていた時、幼い頃からの母親の記憶を思い出し涙を流した。比呂と英雄の戦いも英雄には「比呂はただ、野球で英ちゃんに勝っただけ。英ちゃんの心に私の居場所が欲しい」と想い人は英雄であることを告げた。
: 8月16日生まれ。比呂は毎年誕生日プレゼントにその日のウイニングボールを送っていた。
; 古賀 春華(こが はるか)(Haruka Koga)
:声 - 鈴木真仁
: 千川高校3年(開始当時:千川高校1年)。
: 千川高校の野球部マネージャーで、古賀商事の社長令嬢。高校野球の大ファンで千川高校に野球部を創設させる立役者となり、甲子園を目指すという夢を比呂に再び与えるきっかけを作った。将来の夢は女優かスチュワーデス。その理由は「プロ野球選手の奥さんは女優かスチュワーデスが多いから」と語っていた。
: 美人で人柄もよく、ドジでおっちょこちょいなところも含め、男女を問わず人気がある。1年生時の文化祭ではミス千川の候補に挙がった。成績は非常に優秀で、運動神経もよい。
: 比呂に出会うまではまともな男性に縁が無く、言い寄ってくるのは癖のある男ばかりだったという。後、比呂とは相思相愛の関係になる。
: 3月3日生まれ。
; 野田 敦(のだ あつし)
:声 - 津田健次郎
: 3年生(比呂と同期)。捕手。右投げ・右打ち。
: 小学生の頃から比呂やひかりの幼馴染で、比呂と長年バッテリーを組んでいる。2年秋の大会からは野球部主将も務める。比呂から厚い信頼を受けており、物語の転機に多く関わる。丸眼鏡をかけた巨漢で、大喰らい。中学時代は5番、高校では4番を打つ。捕手としての能力は素晴らしく、強肩でリードも頭脳的。野球に関する知識も豊富で指導力もあり、比呂と英雄を一流に育てた。愛好会時代には素人同然の上級生らの指導にあたり、千川が甲子園に出場したのも彼の力によるところが大きい。
: 腰を痛めたため上武医師の診断に従い野球をやめ、比呂と同じく野球部のない千川に進み、「腰にはバタフライがいい」と言われたため水泳部に入部していた。比呂と同様にヤブ医者とわかり野球を再開する。
: 打者としては長打力があり、甲子園で明和一のエース石元から唯一のホームランを放った。三振は少なく凡打の大半は外野フライだが、あまり器用なバッターではない。捕手らしくリードを読んでのバッティングをする。自分の実力を計ってプロは目指さず「俺が比呂に付きあってやれるのは甲子園までだ」との発言もあるが、その直後に、プロに進むであろう比呂をよろしくというひかりの発言に同意してもいる。
: 名前は野村克也古田敦也から。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「H2の登場人物」の詳細全文を読む




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