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C61 20は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が大宮総合車両センターで動態復元した蒸気機関車で、日本国有鉄道(国鉄)が製造したC61形蒸気機関車の1両である。 == 経歴 == === 現役時代から保存まで === C61 20は、戦時形のためそのまま使い続けるにしても何らかの改修が必要であったD51 1094のボイラーを流用し、1949年(昭和24年)8月1日に三菱重工業三原製作所にて製造番号 659として落成した。8月30日、青森機関区〔青森駅構内に所在する、JR貨物青森機関区の前身。青森車両センターも参照。〕に新製配置された。のちに仙台機関区〔仙台車両センターの前身。(1950年1月18日 - )〕へ転属し、当時の花形特急「はつかり」や「はくつる」などの牽引を担うため長らく在籍〔もう一機の動態保存機である梅小路蒸気機関車館の2号機とは、仙台機関区所属以降から現役終焉まで動向を共にしている〕するが、1966年12月14日に再び青森機関区へ戻ることとなる。5年後の1971年、東北本線や奥羽本線の電化が進み活躍の場を失った当機は、終焉の地として九州地方の宮崎機関区へと赴き、9月19日より運用開始。急行「日南51号」から貨物列車まで様々な列車の牽引に充当され、1973年(昭和48年)8月28日に廃車となった。新製から廃車までの走行距離は286万9,889kmに及んだ。 廃車当時はSLブームであったこともあり、当機は国鉄から無償譲渡され、群馬県伊勢崎市の華蔵寺公園遊園地で静態保存されることとなった。1973年12月18日に鹿児島鉄道管理局の出水機関区(出水駅)を出発し、12月27日に高崎操車場へと到着。伊勢崎の地にやってきたのは年明けの1974年1月17日、その後当地で組立作業が行われ、静態保存機として展示が開始されたのは3月に入ってからのことである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄C61形蒸気機関車20号機」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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