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国鉄クモヤ494形電車 : ミニ英和和英辞書
国鉄クモヤ494形電車[こくてつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くに]
 【名詞】 1. country 
国鉄 : [こくてつ]
 【名詞】 1. national railway 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type
電車 : [でんしゃ]
 【名詞】 1. electric train 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

国鉄クモヤ494形電車 ( リダイレクト:国鉄495系電車 ) : ウィキペディア日本語版
国鉄495系電車[くもや495-1]
495系電車(495けいでんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)が製造した事業用交流直流両用電車(架線検測車)である。

==概要==
1966年(昭和41年)に日立製作所笠戸工場で製造された架線試験用の交流直流両用試験車である。クモヤ495形(クモヤ495-1) + クモヤ494形(クモヤ494-1)の2両でユニットを組み、1編成2両のみ製造された。
既に使用していたクモヤ93形と同様、架線状態を走行中に測定する機能を有している。2両ともパンタグラフPS16Bを2基搭載していたが、クモヤ494形のパンタグラフが集電・測定の切替えができるのに対し、クモヤ495形は測定専用で集電はできない。1982年(昭和57年)にはクモヤ495形の連結面側のパンタグラフが撤去された。
外観は当時運用されていた475系電車がベースになっているが、前面は非貫通で細いピラーにより分割された曲面の3枚窓となっている。電装品やブレーキ機器はすべて481系電車がベースであり、直流交流(50/60Hz)の三電源に対応している。台車についてはより高速での走行(160km/h)に対応可能な新型台車(DT37X)が採用された。また、全体的に低屋根構造になっており、狭小建築限界トンネルが存在する身延線などへの入線も可能だった。
新製後は勝田電車区に配置されたが、1971年(昭和46年)に向日町運転所に転属。その後1975年(昭和50年)金沢運転所に転属。直後に松任工場にて牽引車として使用できるよう改造が行なわれた。
1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化後は東海旅客鉄道(JR東海)に引き継がれることになったが、JR東海の在来線には交流電化区間がないことから、不要となる交流機器を撤去し、一部の屋根の空いたスペースに冷房装置を設置の上、分割民営化直前の同年3月28日付で193系50番台(クモヤ193-51 + クモヤ192-51)に形式変更された。この際に、クモヤ494形のパンタグラフのうち1基は集電機能を撤去、取り専用パンタグラフとなった。
車体塗色は国鉄交直両用事業用車の標準色とも呼べる、赤13号(ローズピンク)をベースにクリーム4号の前面警戒色と側帯が入ったものであったが、直流専用化改造後もしばらく塗装変更されることなくローズピンクの直流専用車として異彩を放っていた。1988年(昭和63年)秋、直流専用事業用車標準色である青15号黄5号の組み合わせに変更された。
代替車であるキヤ95系の登場により、1998年(平成10年)1月10日廃車となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国鉄495系電車」の詳細全文を読む




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