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伊那電気鉄道の電車(いなでんきてつどうのでんしゃ) 本項では、伊那電気鉄道(現在の東海旅客鉄道飯田線の一部)が保有した電車について記述する。 == 概要 == 伊那電気鉄道は、発足当初は伊那電車軌道と称し、1909年(明治42年)12月、軌道法に準拠した「軌道」として辰野 - 松島間を開業し、1911年(明治44年)には、伊那町までが、軌道法準拠により建設された。伊那町以南は、軽便鉄道法に準拠〔1922年軽便鉄道法廃止により地方鉄道法準拠に変更。〕する「軽便鉄道」として建設され、1927年(昭和2年)に天竜峡までの全区間が開通した。 その間、1919年(大正8年)8月に社名を伊那電気鉄道と改称し、1923年(大正14年)3月に辰野 - 伊那松島間、同年12月に伊那松島 - 伊那町間を改築のうえ地方鉄道に変更し、架線電圧を600Vから1200Vに昇圧した。 このような経緯により、伊那電気鉄道の車両は、1923年の昇圧を境として2期に区分することができる。昇圧後は、一部の600V用電車が付随車に改造されて、1200V用電動車による牽引用に残されたほかは、新たに1200V用電動車を新造し、取替えられている。 伊那電気鉄道は、1943年(昭和18年)8月1日に、路線の連続する三信鉄道、鳳来寺鉄道、豊川鉄道とともに戦時買収され、鉄道省の飯田線となった。この時点で在籍していたのは、電気機関車9両、電車29両(電動車15両、付随車14両)、貨車51両(有蓋車24両、無蓋車27両)であった。 また、伊那電気鉄道の車両について特記すべき事は、自社松島工場での車両製造能力を有していたことで、自社用ばかりでなく、他社(岡崎電気軌道、三河鉄道、筑摩電気鉄道)用の車両製造も請け負っていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊那電気鉄道の電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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