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国鉄サハ15形電車 : ミニ英和和英辞書
国鉄サハ15形電車[こくてつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くに]
 【名詞】 1. country 
国鉄 : [こくてつ]
 【名詞】 1. national railway 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type
電車 : [でんしゃ]
 【名詞】 1. electric train 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

国鉄サハ15形電車 ( リダイレクト:国鉄31系電車#サロ15形の格下げ ) : ウィキペディア日本語版
国鉄31系電車[こくてつ31けいでんしゃ]

国鉄31系電車(こくてつ31けいでんしゃ)は、1929年(昭和4年)から1931年(昭和6年)にかけて日本国有鉄道の前身である鉄道省が製造した、車体長17m級3扉ロングシート旧形電車を便宜的に総称したものである。
具体的には、三等制御電動車モハ31形(31001 - 31104)、二等付随車サロ37形(37001 - 37012)、三等制御車のクハ38形(38001 - 38019)、三等付随車のサハ39形(39001 - 39029)の4形式164両を指す。
== 構造 ==
1926年(大正15年)から1928年(昭和3年)にかけて製造された、鉄道省初の鋼製電車30系の改良版として製造されたものである。鉄道省の電車としては、従来のモニター屋根に代わって初めて丸屋根を採用し、天井の高い開放的な雰囲気は、乗客に好評を博した。また、窓の天地寸法も30系の800mmから870mmに拡大され、より開放的な雰囲気を高めている。それにより、窓の床面からの高さは30系の870mmから800mmとされた。当初は、連結側の妻面には窓がなかったが、1930年(昭和5年)度製から通風改善のため窓が設置された。
雨樋は、車両限界の関係から30系と同様に取り付けられず、扉上に水切りが設けられただけであったが、車両限界の拡大された1930年度の増備車から取付けが開始され、1929年度製造車についても後に取り付けられた。前面の屋根と車体の継ぎ目のラインは、30系が弧を描いていたのに対し、本系列は直線である。屋根上の通風器は、ガーランド形が6個(モハ31形は5個)車体中心線上に配置された。前照灯は幕板部に取り付けられていたが、1935年(昭和10年)頃から屋根上に移設された。

台枠と走行機器については、30系の1928年製造車の仕様をほぼそのまま受け継いでおり、台枠は中央部の幅を広くした魚腹形(UF20)、台車は釣合梁式の動力台車がTR22(DT11)、付随台車がTR21、電動機は出力100kWのMT15、制御器は電磁空気カム軸式のCS5形、ブレーキ装置も自動空気ブレーキである。台枠については、1931年度製から魚腹形を廃した溝形台枠(モハ31形はUF24、サロ37形はUF21、サハ39形はUF26)に移行し、車体端部の裾形状が変わった(1929年・1930年度製は側面部でクランク形に下がって妻部に繋がる形状、1931年度製は直線のまま妻部に至り妻部で斜めに下がる形状)。また、1931年度製は車体の組立てに溶接を導入したため、リベットの数が大幅に減少している。付随台車は1930年度製から軸バネ式のTR23に移行している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国鉄31系電車」の詳細全文を読む




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