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国鉄サハ6190形電車 : ミニ英和和英辞書
国鉄サハ6190形電車[こくてつ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くに]
 【名詞】 1. country 
国鉄 : [こくてつ]
 【名詞】 1. national railway 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type
電車 : [でんしゃ]
 【名詞】 1. electric train 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

国鉄サハ6190形電車 ( リダイレクト:国鉄デハ6340系電車#山手線への転用と扉増設改造・関東大震災の影響 ) : ウィキペディア日本語版
国鉄デハ6340系電車[33850 - 33853]
デハ6340系は、かつて日本国有鉄道の前身である鉄道院、鉄道省に在籍した直流用電車を便宜的に総称したものである。
本項では、デロハ6130形デハ6340形クロハ(サロハ)6190形クハ6420形デハユニ6450形およびこれらの改造車について取り扱う。
==概要==
本系列は、1914年(大正3年)から1918年(大正7年)にかけて、東海道本線京浜線)の電車運転用として製造されたもので、従来の中央線山手線用の系列とは、車体長・車体幅・集電装置・主電動機出力など、あらゆる面で一線を画するものである。1914年時点では、日本における最大級かつ最強水準の性能を持つ電車であった。
車体形状は、妻面が平妻非貫通型の3枚窓、側面には車体端部に寄せて片側2箇所に客用扉が設置されており、全ての扉が引戸となっている。屋根は車体全長に及ぶモニター形である。車体幅は8ft6in(2,700mm)と幅が広くなり、車体長も電動車が50ft(15,240mm)であったのに対し、付随車は52ft11in(16,240mm)と長くなった。前面は平妻非貫通の3枚窓であるが、反対側は開き戸方式の貫通扉が設けられている。
集電装置には、日本の国有鉄道では初めてパンタグラフを使用したが、架線と接する部分がローラー式で、開業当日に大きな問題(後述)を引き起こした。通風器は、モニター屋根側面に水雷型のものが設置されている。電動機はゼネラルエレクトリック(GE)社製GE-244A〔端子電圧675V時定格出力85kW/890rpm。架線電圧600V/1200Vでの運用時には端子電圧が600Vとなるため定格出力は75kW級≒100PS相当となる。〕で、架線電圧は直流600V/1200Vの複電圧仕様〔京浜線開業当時、東京 - 品川間は山手線と共用の架線電圧600Vであった。〕、これにより電動発電機を駆動して制御用の600V電源を得ている。制御器はGE社製の電空カム軸式自動加速制御器であるMAコントロール〔ただし、手動加速式のMKコントロールと区分する意味で設定されたこの呼称は日本では一般には用いられず、単に「Mコントロール」あるいは主幹制御器にGE社が与えた形式から「C36付きMコントロール」と呼ばれたが、これは最初期に日本に輸入されたMコントロールの大半が自動加速式で、後発となった手動加速式を「MKコントロール」として区分すればそれで十分であったためと考えられる。なお、C36は以後旧性能電車の時代を通じて国鉄電車に広く普及したMC1主幹制御器の原型に当たる機種である。〕、ブレーキはGE社製のJ三動弁によるAVR自動空気ブレーキ台車は、新設計の釣合梁式である大正3年形(電動車用TR14=DT10、付随車用TR11)である。
本系列の電動車は基本的に片運転台で製造されており〔現存する写真から推測するに、両運転台のものもあったようだが、それが全車であったのか、一部であったのか、一部とすれば何番が両運転台であったか等、詳細は伝わっていない。〕、車体も前後非対称であったため、運転台の向きにより区別を行う必要が生じた。さらに検修上の要請から、床下機器の配置を運転台の向きにかかわらず一定としたため、上り(東京駅)方に運転台があるものに奇数番号、下り(桜木町駅)方に偶数番号を付与した。この慣例は、その後に製造された電車にも連綿と受け継がれ、国鉄が民営化された後の最新形電車にまで踏襲されている。
本系列は、デロハ6130形20両、デハ6340形24両、クロハ(サロハ)6190形21両、クハ6420形4両、デハユニ6450形6両の計75両が製造された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国鉄デハ6340系電車」の詳細全文を読む




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