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国鉄シキ140形貨車 : ミニ英和和英辞書
国鉄シキ140形貨車[こくてつしき140がたかしゃ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くに]
 【名詞】 1. country 
国鉄 : [こくてつ]
 【名詞】 1. national railway 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type
貨車 : [かしゃ]
 【名詞】 1. freight car 2. van 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

国鉄シキ140形貨車 : ウィキペディア日本語版
国鉄シキ140形貨車[こくてつしき140がたかしゃ]

国鉄シキ140形貨車(こくてつシキ140がたかしゃ)は、1954年(昭和29年)6月9日に日立製作所で1両のみ製作された、日本国有鉄道に車籍を有した150トン積み吊り掛け式大物車である。日立製作所所有の私有貨車で、当初の常備駅は日立駅1965年(昭和40年)11月から常陸多賀駅となった。
1959年(昭和34年)2月に追加で低床式の梁が製作され、135トン積み低床式大物車としても使えるようになった。
吊り掛け式の梁はシキ140Bと称し、日立では最初の吊り掛け式であった。四軸ボギー台車を合計4台備えた、4台車16軸の車両で、2つの台車に跨るように枕枠を載せて、その上に荷受梁が載せられていた。荷受梁は、低床式の荷受梁の設計を受け継いだもので、縦に4本のプレート上の梁が入った構造であった。この設計は後の吊り掛け式大物車には受け継がれず、他社製造の吊り掛け式大物車のようにトラス構造に移行している。空車時の全長は26,500 mmで、貨物の最大長さは8 mとされていた。
低床式の梁はシキ140Aと称し、全長34,000 mm、低床部の長さは5,400 mm、低床部のレール面上高さは900 mmであった。吊り掛け式とは、枕枠より下部を共用し、荷受梁だけを交換して使用できるようになっていた。1958年(昭和33年)にシキ280形に脱線事故が発生し、その対策として1960年(昭和35年)に改造を受けて、台車の心皿をかさ上げするなどした。これにより低床部高さは925 mmに上昇している。
1984年(昭和59年)1月31日に廃車となった。
== 参考文献 ==

* 鉄道公報
*
*
* 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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