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国鉄シム1000形貨車(こくてつシム1000がたかしゃ)は、1962年(昭和37年)に日本車輌製造本店で1両(シム1000)が試作された、トヨタ自動車販売が所有する私有貨車である。車籍は日本国有鉄道(国鉄)に編入された。製造当初は大物車に類別されたが、1965年(昭和40年)12月の称号規程改正により車運車に類別変更され、クム1000形(クム1000)に改称された。 == 背景 == それまで日本の鉄道では、自動車を輸送する際には通常の無蓋車を使用していた。枕木などを利用して自動車の転動を防止し、ワイヤーや針金などで車体に固定して無蓋車1両に1台から2台程度積載するもので、輸送効率が悪く手続きも煩雑であったことから、新車の輸送は自走やキャリアカー、船舶が中心で、鉄道輸送は例外的なものに留まっていた。 道路事情の悪化や輸送要員の不足などを受けて、自動車メーカーでは輸送効率を改善した専用の貨車を製造することで新車の輸送を鉄道に切り替える構想を打ち出した。こうした構想の影響で、日本で初めて新車を輸送する専用の貨車として試作されたのが本形式である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄シム1000形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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