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国鉄タキ19550形貨車(こくてつタキ19550がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)及び1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に在籍した私有貨車(タンク車)である。 == 概要 == 本形式は、液化イソブチレン専用の25t 積タンク車として1982年(昭和57年)5月21日に1両(タキ19550)が富士重工業で、1993年(平成5年)9月24日に1両(タキ19551)が日本車輛製造でそれぞれ製作された。 記号番号表記は特殊標記符号「オ」(全長 16 m 以上)を前置し「オタキ」と標記する。 液化イソブチレンを専用種別とする形式は本形式のみである。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「燃(G)23」(燃焼性の物質、高圧ガス、高圧ガス、可燃性のもの)が標記された。専用種別の「液化イソブチレン」と化成品分類番号の「燃」は赤色で標記されている。 荷役方式は上入れ・上出し式。緊急遮断弁は製造時から設置されている。 所有者は、日本石油輸送の1社のみであり、その常備駅は、横浜市の東高島駅、福島県の郡山駅である。 塗装は高圧ガス取締法(当時)による規定で、ねずみ色1号である。 全長は17,700mm、全幅は2,500mm、全高は3,820mm、軸距は13,600mm、自重は26.7t、換算両数は積車5.0、空車2.6である。台車は2軸ボギーで、コロ軸受のTR216Bである。 1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には全車(2両)がJR貨物に継承され、2007年(平成19年)3月31日現在1両が在籍している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄タキ19550形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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