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国鉄タキ20700形貨車 : ミニ英和和英辞書
国鉄タキ20700形貨車[こくてつたき20700がたかしゃ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くに]
 【名詞】 1. country 
国鉄 : [こくてつ]
 【名詞】 1. national railway 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type
貨車 : [かしゃ]
 【名詞】 1. freight car 2. van 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

国鉄タキ20700形貨車 : ウィキペディア日本語版
国鉄タキ20700形貨車[こくてつたき20700がたかしゃ]

国鉄タキ20700形貨車(こくてつタキ20700がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)及び1987年昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に在籍した私有貨車タンク車)である。
== 概要 ==
本形式は、パークロールエチレン及びトリクロールエチレン専用の35t 積タンク車として1971年(昭和46年)3月3日から1974年(昭和49年)7月18日にかけて3両(タキ20700 - タキ20702)が、富士重工業日本車輌製造にて製作された。
1987年(昭和62年)4月27日に2両(タキ20703 - タキ20704)が、タキ10700形より改造のうえ本形式に編入された。
記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「タキ」と標記する。
トリクロールエチレン及びパークロールエチレンを専用種別とする貨車は、本形式の他には例がなく唯一の存在であった。トリクロールエチレンのみを専用種別とする貨車には、タキ200形の1形式があった。
落成時の所有者は、関東電化工業旭硝子旭化成工業の3社であり、夫々の常備駅は群馬県渋川駅千葉県浜五井駅宮崎県南延岡駅であった。
1987年(昭和62年)5月21日に1両(タキ20702)が関西化成品輸送へ名義変更された。その後日本石油輸送を経て再度関西化成品輸送へ名義変更された。
1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「96」(有害性物質、毒性のあるもの)が標記された。
荷役方式は、タンク上部のマンホールからの上入れ、液出管と空気管使用による上出し方式である。
車体色は黒色、寸法関係は全長は11,100mm、全幅は2,420mm、全高は3,552mm、軸距は7,000mm、自重は13.8t、換算両数は積車5.0、空車1.4であり、台車はベッテンドルフ式のTR41又はTR41E-12、TR41DS-12である。
1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には3両(タキ20700 - タキ20702)がJR貨物に継承されたが、2007年(平成19年)3月31日現在2両が在籍している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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