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国鉄タキ23650形貨車 : ミニ英和和英辞書
国鉄タキ23650形貨車[こくてつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くに]
 【名詞】 1. country 
国鉄 : [こくてつ]
 【名詞】 1. national railway 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type
貨車 : [かしゃ]
 【名詞】 1. freight car 2. van 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

国鉄タキ23650形貨車 ( リダイレクト:国鉄タキ23600形貨車#タキ23650形 ) : ウィキペディア日本語版
国鉄タキ23600形貨車[こくてつたき23600がたかしゃ]

国鉄タキ23600形貨車(こくてつタキ23600がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)及び1987年昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に在籍した私有貨車タンク車)である。
本形式の後継形式であるタキ23650形についても本項目で解説する。
== タキ23600形 ==
タキ23600形は、液体硫黄専用の35t 積タンク車として1972年(昭和47年)から1993年(平成5年)にかけて35両(タキ23600 - タキ23634)が、富士重工業三菱重工業日本車輌製造の3社で製作された。
記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「タキ」と標記する。
積荷である硫黄は、常温では固体であるが高温になると液体化する性質がある。このため輸送の際には高温化(摂氏145度前後)して運ぶが、この温度はタンク車の中で最も高温であった。
落成時の所有者は、三菱商事三井物産日本石油輸送の3社でありその常備駅は三重県塩浜駅千葉県甲子駅神奈川県東高島駅であった。1988年(昭和63年)3月23日に、三井物産所有車6両(タキ23608, タキ23609、タキ23611、タキ23622 - タキ23624)が北硫産業へ名義変更された。
1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号41」(燃焼性の物質、可燃性固体、危険性度合2(中))が標記されたが、積荷は積載状態では液体であるため「31」(燃焼性の物質、引火性液体、危険性度合2(中))の方が適当と思われるがなぜか「41」と標記された。
タンク体材質は、ロットにより違いがあり普通鋼(一般構造用圧延鋼材)製、ステンレス鋼製、溶接構造用圧延鋼材製の3種類があった。いずれも保温材を巻きキセ(外板)を装備した。
荷役方式は、タンク上部の液出入管からの上入れ、液出管と窒素管使用による上出し方式である。
車体色は黒色、寸法関係は全長は11,300mm、全幅は2,500mm、全高は3,850mm、軸距は7,200mm、自重は18.6t、換算両数は積車5.5、空車1.8であり、台車はベッテンドルフ式のTR41C、TR41E、TR213C、TR225である。
1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には18両がJR貨物に継承されたが、2006年(平成18年)5月に最後まで在籍した3両(タキ23632 - タキ23634)が廃車となり同時に形式消滅となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国鉄タキ23600形貨車」の詳細全文を読む




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