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国鉄タキ24300形貨車(こくてつタキ24300がたかしゃ)は、1974年(昭和49年)から製作された、テレフタール酸専用の 35 t 積 貨車(タンク車)である。 私有貨車として製作され、日本国有鉄道(国鉄)に車籍編入された。1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に車籍を承継された。 == 概要 == タキ24300形は、1974年(昭和49年)から1977年(昭和52年)にかけて61両(タキ24300 - タキ24360)が三菱重工業にて製作された。 落成時の所有者は、三菱化成工業の1社のみであった。その後、三菱化成工業→三菱化成→三菱化学と社名変更があり車体標記もその都度変更した。当初は社名、社紋を専用の標記板に記入のうえタンク体に取り付けていたが、三菱化成に変更時より直接車体に標記するようになった。 全車黒崎駅を常備駅として生涯変更されることはなかった。 1976年(昭和51年)8月から11月にかけて16両(タキ24313 - タキ24328)が、積込口3組のうち左右の2組をふさぐ改造工事を行った。工事理由は、自重軽減対策である。タキ24329以降の車は、製造時より積込口は中央1箇所に変更した。最初のロットの13両(タキ24300 - タキ24312)の車両は、軽かったため未改造であった。 キセ(外板)無し、ドーム無しタンク車であり、荷役方式はマンホールによる上入れ、エアスライド方式(積荷が粉体のため)による下出し式である。 塗色は、銀色であり、全長は13,900mm、全幅は2,950mm、全高は3,790mm、軸距は9,800mm、自重は18.7t、換算両数は積車5.5、空車1.8、最高運転速度は75km/h、台車は12t短軸を使用したTR41E、TR225である。 最後まで在籍した50両が1999年(平成11年)度に廃車になり形式消滅した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄タキ24300形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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