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国鉄タキ40000形貨車(こくてつタキ40000がたかしゃ)は、1975年(昭和50年)から製作された、ガソリン専用の 40 t 積 貨車(タンク車)である。 私有貨車として製作され、日本国有鉄道(国鉄)に車籍編入された。1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に車籍を承継している。 == 概要 == 国鉄はじめ日本国内外で1970年代前半に続発した可燃性物質積載貨車の重大事故を受け、事故発生時の安全性を確保する種々の対策がなされた「保安対策車」として設計された貨車群の一形式である。1975年(昭和50年) - 1981年(昭和56年)に140両 (タキ40000 - タキ40139) が日本車輌製造・三菱重工業で製作された。所有者は日本石油輸送である。 各年度による製造会社と両数は次のとおりである。 * 昭和50年度 - 2両 * 日本車輌製造 2両 (タキ40000 - タキ40001) * 昭和51年度 - 58両 * 日本車輌製造 58両 (タキ40002 - タキ40059) * 昭和52年度 - 60両 * 日本車輌製造 40両 (タキ40060 - タキ40099) * 三菱重工業 20両 (タキ40100 - タキ40119) * 昭和55年度 - 20両 * 日本車輌製造 20両 (タキ40120 - タキ40139) 当初、適時に需要のあった新東京国際空港(成田空港、現:成田国際空港)向けの航空燃料輸送に用いられ、燃料輸送の終了後は一般用途に転用され他のガソリン専用タンク車と共通に使用された。保安対策に伴う諸基準の改訂で1974年(昭和49年)以降製作が中断されたタキ43000形の代替として拠点間大量輸送への運用範囲拡大も企図されたが、安全性重視の設計手法が積載効率と両立され得なかったことと実需の動向とが影響して本形式は以後製作されず、輸送力の需要はタキ43000形を再製作することで対応された。 1987年(昭和62年)のJR移行では140両全車が車籍を承継され、引き続き各地で石油専用列車に用いられたが、タキ1000形の大量製作に伴い2008年度から淘汰が開始されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄タキ40000形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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