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国鉄タキ6500形貨車(こくてつタキ6500がたかしゃ)は、1957年(昭和32年)から製作された、アセトン専用の 30 t 積 貨車(タンク車)である。 私有貨車として製作され、日本国有鉄道(国鉄)に車籍編入された。1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に車籍を承継された。 == 概要 == 1957年(昭和32年)から1963年(昭和38年)にかけて8両(タキ6500 - タキ6507)が川崎車輛、東急車輛製造、富士重工業、日本車輌製造にて製作された。 1965年(昭和40年)に三菱重工業にてタキ6900形から2両(タキ6907、タキ6906→タキ6508、タキ6509)が改造されタキ6500形に編入した。 落成当時の所有者は、第一物産、三井物産、日本瓦斯化学工業、化成水島であった。その後第一物産は1959年(昭和34年)に三井物産へ社名を変更した。日本瓦斯化学工業所有車(タキ6507)は1971年(昭和46年)12月17日に三菱瓦斯化学へ、また化成水島所有車(タキ6508、タキ6509)は1974年(昭和49年)2月28日に三菱化成工業(その後三菱化学へ社名変更)へそれぞれ名義変更した。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「燃31」(燃焼性の物質、引火性液体、危険性度合2(中))が標記された。 キセ(外板)なしドーム付きタンク車であり、荷役方式はマンホールによる上入れ、吐出管による下出し式である。 塗色は、黒であり、全長は13,600mm、全幅は2,450mm、全高は3,886mm、軸距は9,500mm、自重は19.1 - 19.8t、換算両数は積車5.0、空車1.8、最高運転速度は75km/h、台車は12t車軸を使用したTR41Cである。 最後まで在籍した1両(タキ6507)が1998年(平成10年)2月に廃車になり形式消滅した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄タキ6500形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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