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国鉄タキ6850形貨車(こくてつタキ6850がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した私有貨車(タンク車)である。 == 概要 == 本形式は、アセトアルデヒド専用の30t 積タンク車として1966年(昭和41年)9月13日から1969年(昭和44年)10月2日月26日にかけて27両(タキ6850 - タキ6876)が三菱重工業にて製作された。 本形式の他にアセトアルデヒドを専用種別とする形式には、タム8400形(2両)、タキ9250形(22両)、タキ10400形(1両)、タキ11250形(6両)の4形式があり、本形式はその最大勢力であった。 所有者は、ダイセルの1社のみでありその常備駅は、信越本線(現・えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン)の新井駅である。 普通鋼(一般構造用圧延鋼材)製のタンク体に、断熱材を巻き、薄鋼板製のキセ(外板)が設置された。 荷役方式は、タンク上部の液入管からの上入れ、液出管と窒素加圧による上出し方式である。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「燃32」(燃焼性の物質、引火性液体、危険性度合1(大))が標記された。 車体色は黒色、寸法関係は全長は15,080mm、全幅は2,500mm、全高は3,768mm、軸距は10,900mm、実容積は38.5m³、自重は21.0t、換算両数は積車5.0、空車2.2であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。 1982年(昭和57年)5月19日に最後まで在籍した1両(タキ6867)が廃車となり同時に形式消滅となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄タキ6850形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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