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国鉄タキ7250形貨車(こくてつタキ7250がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)及び1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に在籍した私有貨車(タンク車)である。 == 概要 == 本形式は、アルコール専用の35t 積タンク車として1967年(昭和42年)2月25日から1971年(昭和46年)9月10日にかけて115両(コタキ7250 - コタキ7299、コタキ17250 - コタキ17299、コタキ27250 - コタキ27264)が川崎車輛、富士重工業、舞鶴重工業の3社にて製作された。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 本形式の他にアルコールを専用種別とする形式にはタ2000形(3両)、タム8100形(11両)、タサ3000形(82両)、タサ3200形(3両)、タサ3500形(3両)、タサ5000形(1両)、タキ500形(6両)、タキ600形(20両)、タキ3500形(179両)、タキ7200形(8両)、タキ13700形(30両)、タキ13800形(25両)の12形式が存在した。 落成時の所有者は、内外輸送1社のみであった。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「燃31」(燃焼性の物質、引火性液体、危険性度合2(中))が標記された。 1986年(昭和61年)11月29日に7両(コタキ7257、コタキ7259、コタキ7267、コタキ7271、コタキ7274、コタキ7275、コタキ7283)、1991年(平成3年)8月に1両(コタキ7200)が石油荷役(現在のニヤクコーポレーション)へ名義変更されたがいずれも数年後に元の内外輸送に再名義変更された。 35系に属するタンク体は、耐候性高張力鋼(SPA-H)製であり、積込みはマンホールからの上入れ式、荷降ろしは吐出管を用いた下出し式である。 車体色は黒、寸法関係は全長は11,610mm、全幅は2,720mm、全高は3,860mm、軸距は8,210mm、実容積は44.8m³、自重は16.0t、換算両数は積車5.0、空車1.6であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。 1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には114両(コタキ7281が廃車)の車籍がJR貨物に継承され、2007年(平成19年)3月31日現在69両が在籍中である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄タキ7250形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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