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国鉄タキ750形貨車 : ミニ英和和英辞書
国鉄タキ750形貨車[こくてつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くに]
 【名詞】 1. country 
国鉄 : [こくてつ]
 【名詞】 1. national railway 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type
貨車 : [かしゃ]
 【名詞】 1. freight car 2. van 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

国鉄タキ750形貨車 : ウィキペディア日本語版
国鉄タキ750形貨車[こくてつ]

国鉄タキ750形貨車(こくてつタキ750がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)及び1987年昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に在籍したタンク車である。
== 概要 ==
本形式は、プロピオン酸専用の30t 積タンク車として1964年(昭和39年)9月30日 に、1ロット1両(タキ750)が三菱重工業にて製作された。
本形式の全長は12,600mmであるが何故か記号番号表記は「コ」(車体長 12 m 以下)の特殊標記符号が前置され「タキ」と標記していた。
本形式の他にプロピオン酸を専用種別とする形式には、タキ16300形の一形式が存在した。
落成時の所有者は、大日本化成〔かつて存在した大日本セルロイド株式会社(現・株式会社ダイセル)の子会社であり、現存する大阪市に本社を置く同名会社とは関係ない。〕で、常備駅は山陽本線大竹駅であった。所有者の名称は1969年(昭和44年)1月30日に「ダイセル」、1980年(昭和55年)1月「ダイセル化学工業」と変更されている。また、常備駅は1974年(昭和49年)6月に信越本線(現・えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン)の新井駅へ移動している。
タンク体は積荷の腐食性が強いためステンレス鋼(SUS32、現在のSUS316)製であり、、荷役方式はタンク上部の液入管からの上入れ、液出管と空気管使用による上出し方式で、液出管と空気管はS字管で車体両側に伸びていた。
車体色は銀(無塗装)、寸法関係は全幅は2,547mm、全高は3,857mm、軸距は8,500mm、実容積は30.2、自重は15.2t、換算両数は積車4.5、空車1.6であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。
落成後は主に、大竹駅 - 新井駅間でプロピオン酸の輸送に使用された。
1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号侵燃83」(侵食性の物質、燃焼性の物質、腐食性物質、可燃性のもの)が標記された。
2007年(平成19年)10月 に廃車となり同時に形式消滅となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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