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国鉄タキ8150形貨車(こくてつタキ8150がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した私有貨車(タンク車)である。 == 概要 == 本形式は、カセイソーダ液専用の35t 積タンク車として1967年(昭和42年)6月21日に3両(コタキ8150 - コタキ8152)、1970年(昭和45年)8月4日に1両(コタキ8153)の合計4両が、川崎車輛の1社のみで製作された。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 カセイソーダ液を専用種別とする貨車は、タキ2600形、タキ2800形等実に29形式が存在した。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「侵81」(侵食性の物質、腐食性物質、危険性度合2(中))が標記された。 所有者は、日軽化工の1社のみでありその常備駅は東海道本線の岩淵駅(現在の富士川駅)であった。 荷役方式は、タンク上部のマンホールからの上入れ、液出管と空気管使用による上出し方式であり、両管はS字管を装備している。 車体色は黒色、寸法関係は全長は10,500mm、全幅は2,420mm、全高は3,699mm、軸距は6,700mm、実容積は24.1m³、自重は13.9t、換算両数は積車5.0、空車1.4であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。 1984年(昭和59年)4月27日に全車が一斉に廃車となり同時に形式消滅となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄タキ8150形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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