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国鉄タキ9000形貨車 : ミニ英和和英辞書
国鉄タキ9000形貨車[こくてつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くに]
 【名詞】 1. country 
国鉄 : [こくてつ]
 【名詞】 1. national railway 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type
貨車 : [かしゃ]
 【名詞】 1. freight car 2. van 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

国鉄タキ9000形貨車 : ウィキペディア日本語版
国鉄タキ9000形貨車[こくてつ]

国鉄タキ9000形貨車(こくてつタキ9000がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)及び1987年昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に在籍した私有貨車タンク車)である。
== 概要 ==
本形式は、クロロホルム専用の35t 積タンク車として1961年(昭和36年)11月2日から1981年(昭和56年)3月31日にかけて23両(タキ9000 - タキ9022)が富士重工業日立製作所日本車輌製造川崎重工業にて製作された。
記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「タキ」と標記する。
本形式の他にクロロホルムを専用種別とする形式には、タキ6810形(1両)のみである。
1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号61」(毒性の物質、毒性物質、危険性度合2(中))が標記された。
落成時の所有者は、信越化学工業三井化学(その後三井東圧化学へ社名変更)、旭硝子徳山曹達の4社でありその各々の常備駅は黒井駅笠寺駅知手駅新南陽駅である。
三井東圧化学所有車4両(タキ9010 - タキ9013)が1984年(昭和59年)7月30日に信越化学工業へ名義変更された。
徳山曹達所有車2両(タキ9021 ,タキ9022)が1988年(昭和63年)6月15日に日本石油輸送へ名義変更された。
旭硝子所有車2両(タキ9014 ,タキ9015)が1994年(平成6年)1月に信越化学工業へ名義変更された。
長年に渡る製造、製作メーカー数、ユーザー数の多さ、等の条件により形態の変化の多い形式である。
荷役方式は、積込みはタンク上部の液入管からの上入れ、荷降ろしは吐出管からの下出し方式、液出管と空気管による上出しの2種類が存在した。
車体色は黒色、寸法関係は全長は10,700mm、全幅は2,400mm、全高は3,872mm、軸距は6,600mm、実容積は23.5m³、自重は16.7t、換算両数は積車5.0、空車1.6であり、台車はベッテンドルフ式のTR41C、TR41E-12、TR41E-13、TR225、TR213Cである。TR41C装備車は後にTR41DS-13に改造された。
1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には21両(タキ9001 ,タキ9002を除く全車)の車籍がJR貨物に継承されたが、2002年(平成14年)度に最後まで在籍した2両(タキ9021 ,タキ9022)が廃車となり同時に形式消滅となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国鉄タキ9000形貨車」の詳細全文を読む




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