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国鉄タキ9250形貨車 : ミニ英和和英辞書
国鉄タキ9250形貨車[こくてつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くに]
 【名詞】 1. country 
国鉄 : [こくてつ]
 【名詞】 1. national railway 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type
貨車 : [かしゃ]
 【名詞】 1. freight car 2. van 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

国鉄タキ9250形貨車 : ウィキペディア日本語版
国鉄タキ9250形貨車[こくてつ]

国鉄タキ9250形貨車(こくてつタキ9250がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)及び1987年昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に在籍した私有貨車タンク車)である。
== 概要 ==
本形式は、アセトアルデヒド専用の30t 積タンク車として1967年(昭和42年)9月20日から1975年(昭和50年)4月5日にかけて22両(タキ9250 - タキ9271)が富士重工業及び川崎重工業にて製作された。
本形式の他にアセトアルデヒドを専用種別とする形式には、タム8400形 (2両) 、タキ6850形(27両)、タキ10400形(1両)、タキ11250形(6両)の4形式があった。
化成品分類番号は、「32」(燃焼性の物質、引火性液体、危険性度合1(大))が標記された。
落成時の所有者は、電気化学工業(現・デンカ)、伊藤忠商事の2社でありその各々の常備駅は北陸本線(現・えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)の青海駅信越本線貨物支線の焼島駅である。
電気化学工業所有車がダイセル化学工業1971年(昭和46年)6月5日に3両(タキ9250 - タキ9252)、1974年(昭和49年)2月2日に4両(タキ9260 - タキ9263)、1976年(昭和51年)7月20日に6両(タキ9264 - タキ9268、タキ9270)がそれぞれ名義変更された。更に1973年(昭和48年)3月13日に2両(タキ9258 - タキ9259)が化成水島へ、1975年(昭和50年)5月6日に1両(タキ9269)がチッソ石油化学へそれぞれ名義変更された。
チッソ石油化学所有車1両(タキ9269)は1976年(昭和51年)12月28日に再度ダイセルへ名義変更された。
1974年(昭和49年)2月28日に化成水島所有車2両(タキ9258 - タキ9259)、1978年(昭和53年)10月1日にダイセル化学工業所有車3両(タキ9261、タキ9268、タキ9270)がそれぞれ三菱化成工業へ名義変更された。
1989年(平成元年)9月に三菱化成工業所有車2両(タキ9259、タキ9268)が徳山石油化学へ名義変更された。
普通鋼一般構造用圧延鋼材)製のドームレスタンク体に、厚さ70mm(タキ9271は75mm)のグラスウール断熱材を巻き、薄鋼板製のキセ(外板)が設置された。
荷役方式は、タンク上部の液入管とオーバーフロー管からの上入れ、液出管と窒素加圧による上出し方式である。
車体色は黒色、寸法関係は全長は15,000mm、全幅は2,500mm、全高は3,770mm、軸距は10,820mm、実容積は38.5m³、自重は21.0t、換算両数は積車5.0、空車2.0であり、台車はベッテンドルフ式のTR41C、TR225である。
1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には20両の車籍がJR貨物に継承されたが、2004年(平成16年)度に最後まで在籍した3両が廃車となり同時に形式消滅となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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