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国鉄タム9600形貨車(こくてつタム9600がたかしゃ)は、1973年(昭和48年)から製作され、日本国有鉄道(国鉄)に車籍を有した貨車(タンク車)である。 == 概要 == 超低温下での輸送能力が要求される液化天然ガス (LNG) 輸送用として開発された貨車で、国鉄のタンク貨車では唯一の専用種別である。1973年(昭和48年)から1975年(昭和50年)にかけて4両(タム9600 - タム9603)が日本車輌製造にて製作された。東京瓦斯所有の私有貨車で浅野駅を常備駅としていた。 東京瓦斯が1971年(昭和46年)から根岸 - 日立間で開始した都市ガス用 LNG 輸送において、需要の増大に対応するためタンクローリーから鉄道への輸送手段転換が計画されたことを受け、当時最新の高圧ガスタンク車タキ25000形(LPガス専用)の軽量化技術〔タキ25000形は、従前の高圧ガスタンク車が装備していた保冷キセ(ジャケット)・タンク内部の波除け板を廃止して軽量化を実現した。〕も応用のうえで設計がなされた。 断熱性能を確保するため、間隙を真空とした内外2重構造の「魔法瓶」に類似するタンク体を採用し、超低温下での鉄道輸送を可能とした。新製時より日立市向けの都市ガス用 LNG 輸送に専用され、国鉄分割民営化直前の1987年(昭和62年)1月までに運用を終了している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄タム9600形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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