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国鉄トキ15000形貨車(こくてつトキ15000がたかしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)に在籍した貨車(無蓋車)である。 本形式の元になったトキ10形、および両形式からの改造による派生形式についても本稿で解説する。 == 概要 == === トキ10形 === 日中戦争の勃発に伴って増加する輸送量に対応するため、1943年(昭和18年)から150両(トキ10 - トキ159)が製造された戦前では最大の無蓋車である。 車体は、床面積31.75m²(12,700×2,500 mm)、容積66.6m³で側面は4枚のあおり戸(3,130×965mm)で構成されていた。荷重は35t、石炭荷重では30tである。 この構造は同じく輸送量の増大を目的として開発されたトラ20000形無蓋車の車体を2両分繋げたものといわれている。 台枠の構造は長物車に準じており、また主要寸法も同時期に登場したチキ3000形長物車と同じで、妻板とあおり戸を外して長物車としても運用することができるようになっていた。そのため自動連結器は下作用式が使用されている。台車はアーチバー式のTR20で、資材節約のために短軸を使用している。戦時設計であったため老朽化が早く1970年(昭和45年)度に形式消滅した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄トキ15000形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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