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国鉄ホキ6000形貨車(こくてつホキ6000がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍したホッパ車である。 本形式より改造され別形式となったホキ6100形についても、本項目で解説する。 == ホキ6000形 == ホキ6000形は、カーバイド輸送用30t積の私有貨車である。 1956年(昭和31年)から1962年(昭和37年)にかけて川崎車輛、汽車製造、三菱重工業、富士重工業、日立製作所でホキ250形98両(ホキ250 - ホキ347)が製作された。内3両(ホキ333 - ホキ335)はタサ4000形3両(タサ4000 - タサ4002)からの改造車である。ホキ250形は、1963年(昭和38年)7月26日の称号規程変更によりホキ6000形に改められ全車改番された。 所有者は日本ゼオン、第一物産(その後三井物産へ社名変更)、呉羽化成(その後呉羽化学工業へ社名変更)、日本合成化学工業、三菱化成工業、昭和電工、信越化学工業、錦商事の8社であり、夫々の主な常備駅は能町駅、和賀仙人駅、勿来駅、西大垣駅、黒崎駅、鹿瀬駅、黒井駅、勿来駅であった。 1962年(昭和37年)10月13日に、日本ゼオン所有車2両(ホキ273 - ホキ274)が東北開発へ名義変更され常備駅は笹木野駅へ移動した。更にこの2両(ホキ6023 - ホキ6024)は1969年(昭和44年)11月1日に、福島製鋼へ名義変更された。 1966年(昭和41年)12月14日から1968年(昭和43年)4月11日にかけて、三菱化成工業所有車14両(ホキ6029、ホキ6031 - ホキ6035、ホキ6038、ホキ6051 - ホキ6053、ホキ6094 - ホキ6097)が呉羽化学工業へ名義変更された。 1967年(昭和42年)6月8日に、三菱化成工業所有車7両(ホキ6043、ホキ6064、ホキ6073、ホキ6079、ホキ6091 - ホキ6093)が電気化学工業へ名義変更され常備駅は八木原駅へ移動した。この7両は、後にホキ6100形へ改造される(後述)。 1975年(昭和50年)7月28日に、三井物産所有車4両(ホキ6040 - ホキ6042、ホキ6045)が電気化学工業へ名義変更され常備駅は八木原駅へ移動した。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「侵(禁水)44」(侵食性の物質、水と反応する物質、可燃性固体、禁水指定のもの)が標記された。 箱型有蓋ホッパ車である内部は4室又は6室構造になっており、夫々の積込口、取出口を備えていた。荷役方式はホッパ上部積込口よりの上入れ、側面の取出口からの横出し式であった。 車体塗色は黒で、全長は10,500mm、全幅は2,700mm、全高は3,633mm、換算両数は積車5.0、空車2.0である。台車は、ベッテンドルフ式のTR41Cであったが後に改造されTR41Dとなった。 1987年(昭和62年)5月に最後まで在籍したホキ6363が廃車になり形式消滅した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄ホキ6000形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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