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国鉄ホキ4700形貨車(こくてつホキ4700がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍したホッパ車である。 == 概要 == 1959年(昭和34年)から1962年(昭和37年)にかけて東洋工機、若松車輛、富士重工業にて、セメント専用の30t積の私有貨車であるホキ4400形51両(ホキ4400 - ホキ4421、ホキ4450 - ホキ4478)が誕生した。 1963年(昭和38年)7月26日に改番が行われ、同形式はホキ4700形(ホキ4700 - ホキ4721、ホキ4750 - ホキ4778)に改められた。附番方法は、現番号+300という基準であった。その後1963年(昭和38年)から1967年(昭和42年)にかけて8両(ホキ4722 - ホキ4723、ホキ4781 - ホキ4784、ホキ14700 - ホキ14701)が増備され、合計59両が運用された。 所有者は、小野田セメント、宇部化学工業、吉沢石灰工業、奥多摩化工の4社であり、それぞれの常備駅は重安駅、居能駅、大叶駅、氷川駅であった。その後小野田セメント所有車は、1981年(昭和56年)9月17日に日本石油輸送へ名義変更され、常備駅も南港駅に変更された。 車体塗色は黒で、1968年(昭和43年)10月1日ダイヤ改正では高速化不適格車とされて、識別のため記号に「ロ」が追加されて「ロホキ」(最高速度65km/h)となり、黄色(黄1号)の帯を巻いた。更に1969年(昭和44年)12月以降は、積車時は55km/hに制限された。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「94」(有害性物質、禁水指定のもの)が標記された。 荷役方式は上入れ・下出し式であり、荷下しは自重落下式の側開き式である。 寸法関係は製造ロットによる多少の違いはあるが、全長は9,200mm - 9,000mm、全幅は2,720mm - 2,716mm、全高は3,368mm - 3,310mm、実容積は27.3m³ - 31.9m³、自重は14.9t - 16.6t、換算両数は積車4.5、空車1.6、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。 1982年(昭和57年)12月24日に、最後まで在籍した26両(ホキ4700 - ホキ4721、ホキ4763 - ホキ4766)が廃車となり同時に形式消滅となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄ホキ4700形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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