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国鉄ポ1形貨車(こくてつポ1がたかしゃ)は、かつて鉄道省(後に日本国有鉄道)に在籍した10t積の陶器車(有蓋車)である。 == 概要 == 本形式は、1934年(昭和9年)3月にワ1形より名古屋工場にて7両(ワ6650、ワ3977、ワ1781、ワ8766、ワ6167、ワ9227、ワ2904→ポ1 - ポ7)が改造され、形式はポ1形とされた。 同時期に同工場にて同種車(ワ1形)からポ50形が同じく改造製作されたが、両形式の差異は不明である。 改造に際しては最小限の改造で済ませたため、鋼体化されることなく種車同様木造車として落成した。 全車専属貨車として名古屋地区に集中配置され、戦中期から戦後しばらくの間は有蓋車代用の運用も行われた。このため戦後の1950年(昭和25年)に陶器車として再整備を行ったがこの時点で改造より17年、製造から起算すると30年以上経過していたため翌々年に「老朽貨車の形式廃車」の対象形式に指定され、1952年(昭和27年)6月26日通達「車管第1232号」により告示された。(当時全車が在籍していた) 塗色は、黒であり、全長は6,324mm、全幅は2,246mm、全高は3,480mm、軸距は3,048mm、自重は7.2 - 8.1t、換算両数は積車1.4、空車0.7、最高運転速度は65km/h、車軸は10t長軸であった。 最後まで在籍した2両(ポ2, ポ7)が1953年(昭和28年)10月6日に廃車となり、同時に形式消滅となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄ポ1形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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