|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 国 : [くに] 【名詞】 1. country ・ 国鉄 : [こくてつ] 【名詞】 1. national railway ・ 鉄 : [てつ] 【名詞】 1. iron ・ 形 : [けい, かたち, ぎょう] 1. (suf) shape 2. form 3. type ・ 貨車 : [かしゃ] 【名詞】 1. freight car 2. van ・ 車 : [くるま] 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel
国鉄ヨ2500形貨車(こくてつヨ2500がたかしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)に1947年(昭和22年)に改造により登場した事業用貨車(車掌車)である。 == 概要 == 1947年(昭和22年)、当時日本を占領・統治していたGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)は、国鉄の運転規定改訂を命令し、それによってすべての列車の最後尾に緩急設備のある車両を連結しなければならなくなった。 その当時、日本は戦後の混乱期の真っ只中であり、資材の不足等も含め、車両の生産能力が低かったことや、改造はともかく、新車の製造を殆ど認めなかったGHQの消極的な方針など、新たな車掌車を製造する時間的猶予もなかったことなどから、急遽、二軸有蓋車、ワ1形を改造し、車掌車としたものが本形式である。代用車掌車と呼称された。 改造工事は日本車輌製造、汽車製造、帝國車輛工業等にて行われ、計700両(ヨ2500 - ヨ3199)が同年9月18日に完成した。 配置局別の改造所と施工数の関係は次のとおりである。 * 東京鉄道管理局 110両 * 日本車輌製造支店 35両(ヨ2500 - ヨ2534) * 汽車製造 75両(ヨ2695 - ヨ2669) * 名古屋鉄道管理局 50両 * 日本車輌製造本店 50両(ヨ2670 - ヨ2719) * 大阪鉄道管理局 80両 * 日本車輌製造本店 40両(ヨ2720 - ヨ2759) * 帝國車輛工業 40両(ヨ3060 - ヨ3099) * 広島鉄道管理局 210両 * 日本車輌製造支店 5両(ヨ2575 - ヨ2579) * 日本車輌製造本店 40両(ヨ2760 - ヨ2799) * 川崎車輛 50両(ヨ2900 - ヨ2949) * 近畿車輌 15両(ヨ3020 - ヨ3034) * 日立製作所 100両(ヨ3100 - ヨ3199) * 門司鉄道管理局 50両 * 日本車輌製造支店 5両(ヨ2570 - ヨ2574) * 日本車輌製造本店 20両(ヨ2800 - ヨ2819) * 近畿車輌 25両(ヨ3000 - ヨ3019、ヨ3055 - ヨ3059) * 新潟鉄道管理局 60両 * 日本車輌製造支店 35両(ヨ2535 - ヨ2569) * 新潟鐵工所 25両(ヨ2820 - ヨ2844) * 仙台鉄道管理局 80両 * 汽車製造 10両(ヨ2585 - ヨ2594) * 川崎車輛 50両(ヨ2950 - ヨ2999) * 近畿車輌 20両(ヨ3035 - ヨ3054) * 札幌鉄道管理局 60両 * 汽車製造 5両(ヨ2580 - ヨ2584) * 新潟鐵工所 55両(ヨ2845 - ヨ2899) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄ヨ2500形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|