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国鉄ワフ121000形貨車 : ミニ英和和英辞書
国鉄ワフ121000形貨車[こくてつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くに]
 【名詞】 1. country 
国鉄 : [こくてつ]
 【名詞】 1. national railway 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type
貨車 : [かしゃ]
 【名詞】 1. freight car 2. van 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

国鉄ワフ121000形貨車 ( リダイレクト:国鉄ワフ21000形貨車 ) : ウィキペディア日本語版
国鉄ワフ21000形貨車[こくてつわふ21000がたかしゃ]

国鉄ワフ21000形貨車(こくてつワフ21000がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が製作した貨車有蓋緩急車)である。
== 概要 ==
本形式は、二軸客車改造の老朽車掌車ヨ1形・ヨ1500形)の代替として、1933年(昭和8年)から1939年(昭和14年)にかけて、汽車製造日本車輌製造本店・支店および鉄道省大井工場大宮工場鷹取工場長野工場土崎工場苗穂工場名古屋工場吹田工場小倉工場五稜郭工場盛岡工場で775両(ワフ21000 - ワフ21774)が新製された。
初の鋼製有蓋緩急車で、乗務員用設備を改善、車体の大きさは15t積有蓋車と同じだが、貨物室は2t 積と小さく、鮮魚など混載に不適な小口貨物に専ら用いられた。一方、車掌室は広く居住性も優れ、車掌室側には手ブレーキを設けた出入用デッキがある。当初は電灯ストーブともなかったが、ストーブは1952年(昭和27年)からの更新修繕の際に設置された。
荷重の偏りを考慮し、軸距を4,200mmと15t 積有蓋車より長くし、貨物室側に偏った軸配置とした。オーバーハングは貨物室側が1,215mm、車掌室側が1,615mm(いずれも端梁まで)である。これらの仕様は、以降の有蓋緩急車に踏襲されている。軸ばね吊り受けは(一段)リンク式で、最高運転速度は65km/hであった。車軸は10t または12t 長軸で、太平洋戦争後に新製された同様の車体に短軸を使用するワフ22000形とはこの点で異なる。
1938年(昭和13年)から1939年(昭和14年)にかけて、陸軍の要請により1両が中国北支方面に標準軌改軌の上送られたが、その後の消息は不明である。
塗色は、寸法関係は全長7,830mm、全幅2,640mm、全高3,685mm、自重9.3tで、2.0tの貨物を積載できる。貨物室には、幅1,200mmの荷役用鋼製引戸が設置され、床には荷摺り木が設けられている。貨物室の床面積は5.4、容積は11.9である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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