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国鉄ワフ25000形貨車(こくてつワフ25000がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)およびその前身である鉄道省等に在籍した有蓋緩急貨車である。 本形式から改造された派生形式であるワフ35000形についても、本稿にて記述する。 == 概要 == 本形式は、1938年(昭和13年)から1942年(昭和17年)にかけて日本車輌製造にて910両(ワフ25000 - ワフ25909)が製造された、8トン積二軸有蓋緩急車である。 前級ワフ21000形では、車掌室のスペースを多く取ったため貨物室の荷重は2トンであったが、国が戦時体制に移行したのに伴い、輸送力増強の必要から車掌室を必要最小限に縮小して貨物室を多く取った設計となった。そのため、ワフ21000形で設けられていた出入台は廃止されている。車掌室の側面には窓1個と片開き戸1枚が、妻面中央には窓が1個設けられている。車掌室の屋根上にはガーランド型通風器が1個設けられている。 車体は鋼製で、貨物室には幅1,500mmの鋼製片引戸が1か所(片側)に設けられている。走り装置の軸ばね吊り受けは(一段)リンク式で、最高運転速度は65km/h、車軸は12t長軸である。貨物室の寸法は、長さ5,010mm、幅2,200mm、高さ2,200mm、床面積11.0m²、容積24.2m³である。全長は7,850mm、全幅は2,640mm、全高は3,710mm、軸距は4,200mm、自重は9.2tで、車軸位置は貨物室側にオフセットしてあり、車掌室側のオーバーハングは1,635mm、貨物室側のオーバーハングは1,215mm(いずれも端梁までの長さ)である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄ワフ25000形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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