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国防保安法(こくぼうほあんほう、昭和16年3月7日法律第49号)は1941年(昭和16年)に公布・施行された日本の法律。 == 概要 == 目的は国家機密のうち、政治的な機密を保護することにあった。1941年(昭和16年)3月7日に公布され、同年5月10日に施行された。 対象は御前会議、枢密院会議、閣議ならびにそのために準備した事項を含む国家機密の漏洩、その他通敵を目的とする諜報活動、治安を害する事項の流布、国民経済の運行の妨害および妨害未遂、教唆、扇動、予備または陰謀などである。最高刑は死刑が適用された。 刑事手続きにおいては検事に広範な強制捜査権を与えた。裁判は原則として2審制で、弁護人の選任および人数も制限された。 第二次世界大戦後の1945年(昭和20年)10月13日、GHQ指令を受け、国防保安法廃止等ニ関スル件(昭和20年勅令第568号)により廃止された〔国立国会図書館「昭和二十年勅令第五百四十二号『ポツダム』宣言ノ受諾ニ伴ヒ発スル命令ニ関スル件ニ基ク国防保安法廃止等ニ関スル件(昭和20年10月13日勅令第568号)」被改正法令一覧 。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国防保安法」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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