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国際量体系(こくさいりょうたいけい、)は、物理科学の全域にわたってほぼ普遍的に受け入れられている物理量の量体系であり〔JIS Z8000-1 量及び単位-第1部:一般〕、現代の科学技術分野で用いられる量を含む〔〔ISO 80000-1 Qauntities and units. Part 1: General〕。 また、ISQは国際単位系(SI)を用いて測定される量を定義する〔〔JCGM 200:2012 ''VIM'' (3rd ed.)〕。 ISQの基本量は、長さ、質量、時間、電流、熱力学温度、物質量、光度の7つの物理量である〔〔SI 第8版 (2006), p.13, 1.1 量と単位。〕。基本量以外の面積や圧力、速度や電気抵抗などの量は、ISQの量方程式によって矛盾なく明確に定められる組立量である。 国際量体系は国際標準であるISO/IEC 80000の中で提案され、最終的に2009年発行のISO 80000-1によって定められた〔S. V. Gupta, ''Units of Measurement: Past, Present and Future. International System of Units'', p. 16, Springer, 2009 ISBN 3-642-00738-4.〕。 ISO/IEC 80000は14部で構成され、力学や光学、音響学、電磁気学、情報技術、化学、数学、生理学などの科学分野で用いられる量がISO/IEC 80000により規格として定められている。 なお、ISQには本質的に無数の量とその間の量方程式が含まれており、新たな分野の科学、技術の発展に伴って増加し続けている。 == 基本量と対応する次元の記号 == 与えられた量体系の中から、独立とみなされる基本量の部分集合が慣習により選ばれるが、ISQの基本量としては7つの物理量が定められている。それぞれの基本量と対応する次元はサンセリフのローマン体(立体)の大文字一文字の記号が定められている〔SI 第8版 (2006), p.15, 1.3 量の次元。〕〔。 : 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国際量体系」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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