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国際鉄道連合(こくさいてつどうれんごう、、略称:UIC、)は、世界各国の鉄道事業者によって組織される国際的機関である。世界鉄道連合(せかいてつどうれんごう)とも呼ばれる。 == 概要 == 鉄道技術に関する国際的な標準の確立や、国際列車運行の推進、鉄道運営に関わるサポートなどを行う。 本部はフランスのパリ。 加盟している鉄道事業者は主として、各国の国有鉄道、あるいは民営化された旧国有鉄道となっている。 第一次世界大戦後の1922年に、国際列車運行の円滑化や、鉄道技術の標準化を目的に、主にヨーロッパ各国の鉄道事業者(22カ国51鉄道事業者)によって組織され、発足した。日本(当時は「鉄道省」)は、発足当初から加盟している。 2014年4月現在、世界の約200団体(準会員、賛助会員を含む)が、UICのメンバーとなっている〔『交通新聞』2014年4月9日付。〕。日本の鉄道事業者では、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR貨物、JR総研の5事業者が参加している。 理事会・総会が年2回開かれ、前年度の決算・活動報告に加え、予算やプロジェクトの進め方を議論、決定する場となっている。運行管理と列車制御については、事例報告を交えた話し合いを行う、UIC世界信号会議が、2年に1度開催されている。また、高速鉄道については、UIC世界高速鉄道会議が、数年に1度開催されている。 UICが定めた規格として「UIC規格」がある。 2009年4月1日から2012年7月末まで、JR東日本の副会長である石田義雄が、UIC会長を務めた〔。後任として、JR東日本会長の清野智が、2012年12月末までUIC会長を務めた。『交通新聞』2012年7月19日付)。〕。2010年6月9日・10日には、理事会・総会が日本で初めて開かれた〔『交通新聞』2010年6月7日・14日付。場所は東京駅日本橋口サピアタワー内の東京ステーションコンファレンス。〕。これと同時に、UIC第2回世界信号会議が、7~9日にUICとJR東日本の共催で開かれた〔。〕。2015年7月7日から10日まで、JR東日本とUICの共催による第9回UIC世界高速鉄道会議が、東京国際フォーラムで開催された〔〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国際鉄道連合」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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