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国魂神 : ミニ英和和英辞書
国魂神[くにたま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くに]
 【名詞】 1. country 
: [たましい]
 【名詞】 1. soul 2. spirit 
: [かみ]
 【名詞】 1. god 

国魂神 ( リダイレクト:国魂 ) : ウィキペディア日本語版
国魂[くにたま]

国魂(くにたま)とは、神道の観念の一つで、国(令制国)または国土そのものを神格化したものである。国霊とも書く。
本居宣長は、「その国を経営坐(つくりし)し功徳(いさお)ある神を、国玉国御魂」というと書いている。古来、国を治めるのは為政者だけでなく、その土地に鎮座する神の力も働いて成就されると考えられていた。
大国主神の別名に「大国魂神」「顕国魂神」があるが、これは各地の国魂神を大国主に習合させたものと考えられている。各地の神社で開拓の祖神として祀られている大国主は、元々はその地の国魂神であったと考えられる。ただし、『出雲国風土記』には、意宇郡飯梨郷(現在の島根県安来市)には国魂神自体ではなく大国魂神が降臨したということも書かれ、同風土記には大国魂命、造天下大神(大国主神)、大穴持命(大国主神の別名)が個別の神として記されている説もある。
「国魂(国霊)」が社名に含まれる、または神名に「国魂(国霊)」がつく祭神を祀る神社には以下のようなものがある。
*生国魂神社大阪市天王寺区
*伊佐須美神社摂社会津大國魂神社(福島県大沼郡会津美里町)「会津大国魂神」
*大國魂神社東京都府中市
*大國魂神社福島県いわき市平)
*尾張大国霊神社愛知県稲沢市)「尾張大国霊神」
*国霊神社(愛知県北名古屋市
*河内國魂神社兵庫県神戸市灘区
*國魂神社福島県いわき市勿来町
*國魂神社三重県津市
*度会大国玉比賣神社(三重県伊勢市)「大国玉命」
*大和神社奈良県天理市)「倭大国魂神
*倭大国敷神社徳島県美馬市)「倭大国魂命」
*大和大国魂神社兵庫県南あわじ市)「大和大圀魂命」
*安宮神社長野県東筑摩郡筑北村)「信濃大国魂命」
*若宮八幡神社摂社高宮(三重県津市)「伊勢大国御魂神」
*意多伎神社島根県安来市飯生町)「大国魂命」(『出雲風土記』由来記載)
北海道神宮をはじめとする開拓地の神社には、大那牟遅神(大国主神)・少彦名神とともに開拓三神として「大国魂神」が祀られているものが多い。
アメリカ合衆国ワシントン州アメリカ椿大神社には「米国国魂神」が祀られている。
==関連項目==

*地主神
*鎮守神
*氏神
*荒魂・和魂


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国魂」の詳細全文を読む




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