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『土佐の一本釣り』(とさのいっぽんづり)は、青柳裕介の漫画。1975年より1986年まで「ビッグコミック」(小学館)にて連載された。単行本は、ビッグコミックス(小学館)より全25巻が刊行された。さらに、第2部として数年後を舞台にした『土佐の一本釣りPART2 純平』も1991年まで同誌で連載され、単行本はビッグコミックスより全14巻が刊行された。 第25回(昭和54年度)小学館漫画賞受賞。1980年および2014年(公開未定)に映画化もされた。 == 概要 == 土佐の小さな漁師町と大海原を舞台に、古きよき時代の日本の「男と女」のあり方を描いていく。 「土佐の一本釣り」というタイトルの通り、この物語の舞台は、土佐久礼(とさくれ)という漁師町である。現在は市町村合併のため町村名には残っていないが、高松駅と窪川駅を結ぶ土讃線に、土佐久礼駅という駅名が残っている。純平がセーラー服姿の八千代と列車に乗り込む駅がここである。 土佐久礼の町は土佐湾の一部となっている久礼湾に面している。湾の北側にあたる久礼川の河口付近に南北方向の大きな防波堤があり、その内側に小さな防波堤が浜を囲んでいる。この小さな防波堤は作品中によく出てくる。物語は純平と八千代という若い2人を主軸に、カツオの一本釣りの場面と漁師町である久礼の人々の生活が骨太に描かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「土佐の一本釣り」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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