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土田 杏村(つちだ きょうそん、1891年(明治24年)1月15日 - 1934年(昭和9年)4月25日)は、日本の哲学者・評論家。大正・昭和を通じて活動した。画家の土田麦僊は兄。 == 略歴 == 新潟県佐渡郡(現佐渡市)の生まれ。本名は茂(つとむ)。京都帝国大学卒業。西田幾多郎に哲学を学ぶ。雑誌「文化」を発刊。社会問題や思想・文化・宗教など多方面にわたって、たくさんの鋭い主張の論文や著述がある。大正時代には自由主義の傾向を強く持ち、長野県や新潟県で自由大学運動を起こしたりしたが、昭和時代にはいると国家主義の傾向を強め、上代文学の研究をした。また、1929年の自著『生産経済学より信用経済学へ』で、国民的配分という形で以下のようにベーシックインカムを提唱している。 「遺産の相続者こそは、共同社会の成員である。共同社会の個々成員は、相互的に依存して居り、個々成員は全体の共通文化遺産の共同相続者である。(中略)共同社会の増加した真信用からは、共同社会の成員たるものはすべて何人といへども分け前を受け取らなければならない。国民的配分の根拠は、此点に横はつてゐる。国民的配分は其の受取人が仕事をするとしないとに関係なく、また其人の財政的状態の如何に関係なく、分配せられなければならない。此れにより我々が直ちに解決することの出来るものは、失業の救済である。」 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「土田杏村」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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