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在ドイツ日本国大使館(ざいドイツにほんこくたいしかん、)は、ドイツに在する日本大使館で、外務省の特別の機関である。ドイツ再統一により、1991年に、ボンの在ドイツ連邦共和国日本国大使館とベルリンの在ドイツ民主共和国日本国大使館が統合された〔在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律 法律第五号(平三・三・三〇)〕。特命全権大使は2015年11月より八木毅が務める。 ==建物== 現在の大使館の建物はナチス・ドイツ時代の1938年から1942年にかけて、ヒトラーとシュペーアによる世界首都ゲルマニア計画の一環として建築家モースハマー()の総合設計、ピンナウ()の内装設計によってティーアガルテン地区に建設された。当時日本とドイツは枢軸国を形成する同盟国であり、ベルリンの日本大使館は日本にとって欧州の重要な外交拠点であった〔財団法人ベルリン日独センター「沿革」 〕〔田嶋信雄『ナチ時代のベルリン駐在日本大使館 : 人と政策』(成城大学)〕。第二次世界大戦末期の1945年には、ベルリン市街戦で損傷を受けたものの、全壊は免れた。終戦後、光学写真技術学校として使用された10年間を除いて使用されず、ベルリンが冷戦によって東西に分断されたこともあって朽ちるに任せて放置された。 1986年から日本政府によって修復再建が開始された。損傷が激しい旧大使公邸部分は取り壊され、黒川紀章と山口泰治による設計に基づき再建された。1988年、旧大使館の建物はベルリン日独センターの建物として使用されるようになった〔財団法人ベルリン日独センター「沿革」 〕。その翌年の1989年にベルリンの壁は崩壊し、翌1990年には東西ドイツが再統一された。1991年にはボンからベルリンへの遷都が決定されたため、1998年に日独センターはダーレム地区へと移転し、約半世紀ぶりに日本大使館としての使用が再開された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「在ドイツ日本国大使館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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