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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 地 : [ち] 1. (n,n-suf) earth ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
地サイダー(じサイダー)は、日本各地で主に中小・零細企業が独自に製造・販売しているサイダー類を称する。地酒や地ビールに呼応した名称。全国規模で流通している製品との違いを明確にするため、ご当地や地域、地元といった意味を含んで「地サイダー」と呼んでいる。「ご当地サイダー」とも言う。 ==種類== 地サイダーには、現在の所、大きく2つのタイプに分けられる。 ; 物流の都合などで昔から地域限定で販売されているタイプ : 特徴としては、 : * 基本的に地元でしか販売していない(生産数量が少ないことや瓶回収のため)。 : * 地元の業者が生産している。 : * 地元の水や特産物などを使用している。 : * 1933年から1972年まで出荷されていた三ツ矢サイダーの古瓶を活用していることが多い。 : などがあげられる。 : このタイプは、後継者問題やリサイクルビンの確保が難しいなどということから、製造を中止する例も少なくない(なお、前述の三ツ矢サイダーはアサヒ飲料が全国規模で流通・販売している製品であり、当該商品が地サイダーというわけではない)。 ; 希少性や懐古趣味的なブーム、町おこしを目的に地域限定で販売されているタイプ : 特徴としては、 : * 基本的に地元でしか販売していない(希少性や町おこしのため)が、各種サイトの開設やインターネット販売で「地域限定」として販売されている。 : * 地元の業者が生産しているパターンもあるが、その地域外の業者がOEMや生産委託したものを販売しているパターンが多い。 : * 地元の名水や特産物などを使用している。 : * 製造が途絶えた商品の復刻。 : * ペットボトルやラムネ風のビンを使用していることが多い。 : などがあげられる。 : このタイプが、最近「地サイダー」と称して販売されている場合が多い。 なお、総務省が行った平成21~23年平均の家計調査によると、一世帯当たり炭酸飲料の支出は 第1位:青森市(6,021円) 第2位:札幌市(4,614円) 第3位:山形市 第4位:盛岡市 第5位:前橋市 となっており、上位県において地サイダー文化が色濃く反映されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「地サイダー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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