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地名集 (ちめいしゅう、) は地名の辞書やデータベースを指す。地名とその場所に関する情報を提供する役割を果たし(地名学を参照)、地図や地図帳と同時に使用されることも多い〔Aurousseau, 61.〕。国、地方、大陸のような地理的な特徴に関する知識だけでなく、社会統計や山、水道、道路などの都市環境なども掲載している。地名集で提供される情報の例としては地名とその場所の位置、都市環境、人口、GDP、識字率などがある。地名集は通常50音順もしくはアルファベット順で地名を検索することができるようになっている。 古代ギリシャの地名集はヘレニズム時代には存在していた。世界初の地名集は1世紀の中国に見ることができる。におけるとともに、郷紳は自分の住む地域の誇りをかけて地方の地名集制作に力を入れるようになった。現在では断片しか残存していないものの、東ローマ帝国の地理学者は6世紀に地理辞典を制作し、この辞典は後に16世紀のヨーロッパの地名集編纂に影響を与えた。近代の地名集はほとんどの図書館で閲覧出来るだけでなく、ウェブ上でも参照できるようになっている。 ==語源== オックスフォード英語辞典は「gazetteer」という単語を「地理索引もしくは辞書」と定義している〔。イギリスの歴史家 (1730年没) が1693年に作成した「The Gazetteer's: or Newsman's Interpreter: Being a Geographical Index」という作品を例として含む〔。エチャードは作品の中で、自身の作品のタイトルは「非常に高名な人物」によって提案されたと記しているが、「高名な人物」の名前に関して挙げることはしなかった〔。この作品の第2巻は1704年に刊行され、エチャードは自著の中で第一巻を単に「Gazeteer」として参考文献に載せた。これが「gazetteer」と言う単語が英語に取り入れられる契機となった〔White, 658.〕。歴史家のロバート・C・ホワイト (Robert C. White) はエチャードが自著で述べた「非常に高名な人物」とは、彼の同僚であったのことではないかと推測しており、ボフンがジャコバイト運動に参加していたために名前を挙げなかったと考えている〔 18世紀以降、「地名集」という単語は通常字義通りの地理辞典や地理名鑑といった意味で使用されているが 、特殊な例としてロンドンの「Gazetteer」という日刊の新聞がある〔Thomas, 623–636.〕〔Asquith, 703–724.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「地名集」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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