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地引き網(じびきあみ)は、沿岸漁業の漁法のひとつ。またそれに用いる漁網。 == 概要 == 陸岸を拠点にして海の沖合に網を張り廻し、網の両端につけた引き綱を引き浜辺に引き揚げて漁獲するもので、魚群を船に引き寄せて捕獲する船引網とともに、引網類を代表する漁法である。1艘の網船による片手廻しのほか、2艘の網船で両側に投網する両手廻しの大地引網がある〔『世界大百科事典 12 シ-シヤ』498-499頁。〕。当初行われていた漁撈は、網綱の片方を浜辺に残し1艘の網船で沖に向かいながら投網し、半円状にかけ回し浜辺に戻って引綱を引く、片手廻しといわれる小地引網であり、また日本全国各地で行われる一般的な地引き網は、網船1艘に水主数人、引き子30人程度の片手廻しの地引き網である。なお初期の地引き網には中網が無かったが、その後片手廻しでも中央に袋網が設けられ、機械化が進んだ現在も中央の袋網の部分の作業は人力で行なわれる〔神奈川県水産技術センター 地引網漁業 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「地引き網」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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