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上方舞(かみがたまい)とは、江戸時代中期(1800年頃)から末期にかけて上方で発生した日本舞踊の一種。着流しに、屏風を立てた座敷で舞う素踊りを基本とする。源流となった御殿舞と、能を基本にした静的な舞に、人形浄瑠璃や歌舞伎の要素を加味しており、しっとりとした内面的な舞い方をする。歌舞伎舞踊より抽象的で単純化された動きである。伴奏に地唄が用いられることから、地唄舞とも呼ばれる。また上方舞のうち、京都で発展した井上流、篠塚流を京舞(きょうまい)と呼ぶ。 == 上方舞の作品系統 == *本行物(ほんぎょうもの) :能楽から借用した、格調が高く重厚味のある作品。『葵上』など。 *艶物(つやもの) :女舞の色っぽい情緒のある作品。『雪』など。 *芝居物 :歌舞伎舞踊を上方舞に取り入れたもの。『江戸土産』『鐘が岬』など。 *作物(さくもの) :軽妙でしゃれた味のおどけ物。『忘れ唱歌』『三国一』など。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上方舞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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